X広告(Twitter広告)でGTMを利用してタグ設置をする方法

X広告(Twitter広告)でGTMを利用してタグ設置をする方法

X広告(旧Twitter広告)でどのようにCV(コンバージョン)を設定すればいいのか分からない方もいらっしゃるかと思います。

本記事では、X広告(旧Twitter広告)でCVを計測するための、タグの発行・設定方法をご紹介します。

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X広告(旧X広告(旧Twitter広告))のコンバージョン計測とは

まず、X広告(旧Twitter広告)のコンバージョン計測に関して、前提として理解しておくべき情報について説明します。

X広告(旧Twitter広告)で計測できるコンバージョンアクション

X広告(旧Twitter広告)で計測できるコンバージョンアクションは下記になります。

  • ページビュー(旧「サイト訪問」)
  • 購入
  • ダウンロード
  • その他
  • リード(旧「新規登録」)
  • カートに追加
  • チェックアウト開始
  • コンテンツ表示
  • 支払い情報追加
  • 検索
  • 購読(Subscribe)
  • 試用を開始
  • ウォッシュリストに追加
  • 商品のカスタマイズ

参考:イベントタイプとパラメーター(公式ヘルプページ)

X広告(旧Twitter広告)のコンバージョン計測の種類

X広告(旧Twitter広告)のコンバージョン計測の種類には下記の2通りがあります。

  • イベントコードを使って計測する方法 イベントコードを使用して設定すると柔軟なトラッキングが可能です。コンバージョンに固有の値やパラメーターを付与したい場合はイベントコードを使った計測方法を選択しましょう。 コンバージョンAPIにも対応しています。
  • URLルールを使って計測する方法 ベースコードの設置のみで計測が可能です。サンキューページなどのURLルールを管理画面上で指定するだけで簡単に設定ができます。コンバージョンAPIには非対応です。 参考:ピクセルの設定(公式ヘルプページ)

X広告(旧Twitter広告)の計測タグの実装方法

X広告(旧Twitter広告)の計測タグの実装方法は下記の2通りがあります。

  • ウェブサイトコードをウェブサイトに直接設置する
    • メリット
      • 複数のアカウントを運用する場合、それぞれのアカウントのピクセルコードを設置する必要があるが、ウェブサイトコードを一部編集してひとつのコードにまとめることが可能。
      デメリット
      • ウェブサイトのHTMLソースを直接触る必要があるので実装難易度がやや高い。
    参考:複数のアカウントを含むピクセルコードの同一ページへの実装(公式ヘルプページ)
  • Google Tag Manager(GTM)を使って設置する
    • メリット
      • HTMLを触る必要がなく、Googleタグマネージャーにテンプレートも用意されているため、実装難易度が低い。
      デメリット
      • 複数アカウントを運用する場合、タグの数も複数になり管理が煩雑になる。Google Tag Managerのアカウント開設と実装の手間がかかる。
    参考:タグマネージャー(公式ヘルプページ)

以上の2通りの実装方法のうち、今回はGoogle Tag Managerを使った実装の仕方について解説していきます。

X広告(旧Twitter広告)のタグ設置の流れ

ここでは例として、オーリーズのサイトでX広告(旧Twitter広告)のタグを設定してみます。 CVポイントは、下記お問い合わせのページのボタン「この内容で送信する」をクリックした後に出てくる「お問い合わせ完了ページ」とします。

【CVポイント】

  1. ベースコードの発行
  2. イベントコードの発行
  3. ベースコードの設置
  4. イベントコードの設置

の4つのステップで進めていきます。

ピクセルコードの発行

1.広告マネージャーの管理画面へ行き、「ツール」から「イベントマネージャー」を選択。

    2.画面右上の「イベントソースを追加」を選択。

      3.利用規約が出てくるので、「同意する」を選択してください。

      4.下記のピクセルIDをコピーして、テキストファイルに保存してください。後ほどGoogle Tag Manager(GTM)にて設定します。 これでベースコードの発行は完了です。

        参考:ピクセルの設定(公式ヘルプページ)

        イベントコードの発行

        次にイベントコードを発行します。

        1.イベントマネージャーの画面右下の「イベントを追加」をクリック。

          2.イベントの名前を入力し、「次」をクリック。また今回は問い合わせページ完了ページの閲覧をコンバージョンポイントするので、イベントの種類はページビュー(旧「サイト訪問」)で進めます。 アトリビューション期間はそれぞれ下記期間から指定できます。

          • 1日、2日、3日、5日、7日、14日、30日
          今回はデフォルト値のポストエンゲージメントアトリビューション期間30日、ポストビューアトリビューション期間1日で設定を進めます。

            3.「コードを使ってイベントを定義」が選択し、「次」をクリック。

              4.インストール方法「タグマネージャー」を選び、イベントIDをテキストファイルに保存した後、保存をクリックしてください。

              これにてイベントコードの発行が完了です。

              参考:イベントタイプとパラメータ(公式ヘルプページ)

              ベースコードの設置

              次に発行したタグを設置します。今回はGoogle Tag Manager(GTM)にてタグを設置する方法をご紹介します。

              1.Google Tag ManagerのTOPページ左のタブから「タグ」を選択し、遷移した画面の右上にある「新規」ボタンをクリックします。

                2.タグ名を指定し、「タグの設定」をクリック。(命名ルールはありませんが、他のタグと区別できるように「X広告(旧Twitter広告)ベースコード」としました)

                3.画面右側の「Twitter Base Pixel」をクリック。 右側の候補に出てこない場合は、コミュニティ テンプレート ギャラリーから検索して「Twitter Base Pixel」のテンプレートを追加してください。
                参考:コミュニティ テンプレート ギャラリー(公式ヘルプページ)

                4.ベースコード発行時にメモしたIDを「Pixel ID」に貼り付けます。次にトリガーを選択。

                  5.「All Pages」を選択します。

                  6.画面右上の「保存」をクリック。これで「ベースコード」の設定が完了しました。

                    イベントコードの設置

                    次にイベントコードを設置します。

                    1.ベースコード設置の1,2の手順通り、まずはタグの名前を決めた後に「タグの設定」をクリックしてください。

                    2.Twitter Event Pixelを選択。 右側の候補に出てこない場合は、コミュニティ テンプレート ギャラリーから検索して「Twitter Event Pixel」のテンプレートを追加してください。
                    参考:コミュニティ テンプレート ギャラリー(公式ヘルプページ)

                    3.イベントコードの時にメモしたイベントIDを貼り付け。

                    4.あとはベースコード設定の手順4,5の通りトリガーを選択し、タグを保存してください。 これにてイベントコードの設定は完了です。

                      動作確認

                      最後に動作確認を行います。

                      今回はchromeの拡張機能である「X Pixel Helper」を使ってCVが計測されているかを見てみます。

                      この時、GTMのプレビューモードと同じブラウザにこちらの拡張機能を入れてください。

                      それではGTMのプレビューモードで見てみましょう。

                      画面右上の「X Pixel Helper」をクリックするとPixel IDが表示されます。こちらがベースコードのIDと一致していればOKです。

                      またコンバージョンページでも同様の方法で検証し、イベントIDが一致しているかを確認しましょう。

                      タグのステータス確認

                      動作確認後、発火したタグが有効になっているか確認しましょう。
                      広告マネージャーの管理画面へ行き、「ツール」から「イベントマネージャー」を選択。
                      先ほど追加したイベントのステータスが実行中になっていれば問題ありません。

                      まとめ

                      以上、X広告(旧Twitter広告)のコンバージョンの設定方法の解説でした。 タグ設定を行う際に本記事が参考になれば幸いです。

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                      • 顧客の半数以上が「強く」おすすめしたいと評価