- ナレッジ・ノウハウ
- 漏田 翔秀
インハウス化に向けて初期段階（改善期）でやるべきこと
前回の記事ではアカウント移管を行う前の準備について解説しました。
今回は媒体ごとのアカウント移管を実際にどのように行うのか簡単に振り返った後に、配信開始後の「改善期」に行うことを解説します。
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【振返り】移管期でやること
前回はアカウント移管の準備に関して解説しました。詳細はこちらの「インハウス化に向けて初期段階（移管期）でやるべきこと」をご確認ください。
実際のアカウント移管の方法は、こちらの「広告運用インハウス化の前に！ アカウント移管でやるべきことと注意点」にて、具体的な手順をご理解いただけると思います。
※アカウント移管に関する記事は、2022年7月時点の内容です。
アカウント移管前に媒体のヘルプページも併せてご確認ください。
そしてアカウント移管が完了したら、次に広告配信前の設定確認作業です。オーリーズブログでは「広告配信開始チェックリスト」という記事を公開しています。こちらのチェックリストを確認して配信設定が間違いがないか事前に確認しましょう。
改善期にやるべきこと
実際に配信を開始したら、意図通りに広告が配信されているか、CVが付いているかなど細かくチェックする必要があります。
さきほど配信開始前のチェックリストと同じように、オーリーズでは、「安定した広告配信のための33のチェックリスト」というチェックリストがあります。こちらのチェックリストを使用すれば、広告配信開始後、日次、週次、月次で具体的に何をどのように行えばいいのかを把握できるはずです。ぜひ、こちらを活用して安定した広告配信を行ってください。
ただ、インハウス運用を始めて間もない時は、広告配信が上手くできたか、どのように成果を改善していけばいいのかなど何かと不安が多いはずです。
このような不安を解消するために、オーリーズでは改善期向けのコンサルティングサービスをご用意しています。
オーリーズの伴走型のコンサルティングサービス
オーリーズのインハウス支援では、準備期～改善期でトータルサポートしています。改善期では、下記の表に記載したような伴走型のコンサルティングサービスをご提供しています。
広告運用を自走化できる環境づくりによって、「アジリティの高い広告運用」 と 「コストカット」 の実現をサポートします。
| ご提供できること （一部抜粋） | 詳細 |
| 広告代理店の運用ノウハウ | インハウス運用を継続・拡張するにあたり、代理店が研鑽する運用ノウハウを継続して取得することで、業務の生産性と広告の投資対効果の向上につながる。（例：プラットフォームのベストプラクティス、事故・ムダのないオペレーション、クリエイティブの検証方法、など） |
| セカンドオピニオン | 現在の外部パートナーへ継続して委託する領域について、運用内容に対する客観的な意見やアイディアを得ることで、現代理店との協業パフォーマンス向上につながる。 |
| レポーティング・モニタリング環境構築サポート | 現在、または今後多様化する可能性のあるレポーティング／モニタリング環境を効率化することで、広告運用の戦略検討や改善活動に集中できる。 |
| KPI策定サポート | 広告運用KPIを見直すことで、より効果の高いチャネルや広告施策への予算配分が可能になり、投資対効果の向上につながる。（例：CVポイントを「お問い合わせ」に加えて「商談」も設定する、など） |
改善期の事例として、下記のようなご支援を行いました。
疑問解消Mtgでは、業界トレンドや媒体の仕様についての解説や、インハウス運用で日々感じる疑問に対する質疑応答など幅広くサポートさせていただきました。
| 支援内容 | 詳細 |
| 広告ノウハウ共有会 | それぞれの目標の中で広告に関わるアクションのフォロー ex）EC案件の売り上げを上げたい→フィード広告の活用アドバイス…etc |
| 疑問解消Mtg | • 質問を持ってきてもらう • オーリーズから課題抽出しインタラクティブに進める |
| 問い合わせサポート （Slack/テレカン） | 広告運用に関する幅広い相談に対応する |
疑問解消ミーティングの例
【業界知識】
- 日本国内の個人情報保護法における広告の対応すべきこととは？
- レポートの分析方法と見方
- CookieとITPとは？
- GTMの基礎仕様とよくある使い方 など
【媒体仕様】
- MCCのオーディエンスリストの共有方法
- 品質インデックスの見方と注意点
- Facebookの権限を付与する方法
- アカウント内オークションバッティングの挙動とコントロール方法
- ディスプレイ広告の数値減少に伴う分析と要因特定できるのか
- YDNトラッキングテンプレートとカスタムパラメータ移行手順 など
お客様のご状況に合わせて、支援内容をカスタマイズいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、移管期の振り返りと、改善期について解説しました。オーリーズでは準備期～改善期までトータルで支援しています。
準備期～移管期に関する詳細が気になる方は下記の記事を参考にしてください。
オーリーズでは、どのようなインハウス支援を行っているのか理解が深まるはずです。
改善期では、本記事でお伝えした通り、伴走型コンサルティングサービスをご提供しております。インハウス運用を開始したものの、広告運用の体制や成果に不安を感じる方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
オーリーズでは、広告運用のインハウス支援を行っています。
「広告運用の担当者が退職したため後任を育成したいが社内にノウハウが無い」
「中長期の広告外注費を削減したいが、自社にとって適正な外注費がいくらか分からない」
このようなお悩みをお持ちの場合は、お気軽にオーリーズにご相談ください。
オーリーズではグループ会社のアタラと協業し、業界を問わず100社以上の広告運用のインハウス（内製化）支援を行ってきました。
将来的に広告運用の内製化を実現したい、既に広告運用は内製化しているものの社内にナレッジが少なく、セカンドオピニオン的な存在を求めている場合など、 オーリーズとアタラが貴社のインハウス体制の最適化に向けて伴走支援いたします。
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