【Microsoft広告】DSA(動的検索広告)のページフィードを作成する方法

【Microsoft広告】DSA(動的検索広告)のページフィードを作成する方法

今回は、Microsoft広告DSA(動的検索広告)のページフィードを設定する方法について解説します。
これからMicrosoft広告のDSAの配信を開始しようと思っている方向けに、ページフィードの作成・設定方法や、配信にあたり注意すべき点についてまとめました。

>>オーリーズが分かる資料セット(サービス資料・事例集)のダウンロードはこちらをクリック<<

DSA(動的検索広告)とは

動的検索広告(DSA:Dynamic Search Ads)とは検索連動型広告の機能のひとつです。
DSAは、設定したサイトURLのコンテンツをロボットがクローリング(※)し、関連性の高いキーワードに対して広告を自動で生成して配信します。そのため、バナーやキーワード・広告タイトルなどを用意する必要はありません。代わりに配信したいサイトURLを管理画面上で設定する作業が必要です。

※クローリングとは、「プログラムが「Webサイトを定期的に巡回し、情報を取得・保存する技術」のことを指します。詳しくは以下参考サイトを見ていただくと、より理解が深められるかと思います。
参考:動的検索広告で自動的に検索をターゲットにする(公式サイト)

DSA(動的検索広告)の設定方法

DSAキャンペーンを配信するための設定方法は大きく分けて2つあります。

  1. 管理画面へ「ページフィード」をアップロードする
  2. Webサイト上からページURLを取得する

今回は、「ページフィード」を使った設定方法についてを記述させていただきます。
WEBサイト上(Bingのイデックス)からページURLを取得する設定方法および、Bingインデックスについては以下のヘルプページをご覧ください。

参考:Microsoft公式ヘルプ「動的検索広告について」

ページフィードの作成・設定方法

各媒体の管理画面で、DSA用のキャンペーンを作成し、広告として配信したいURLをツール上に設定します。配信したいサイトURLをまとめたリストのことを「ページフィード」と呼びます。ページフィードを指定すると、こちらが配信したいURLを確実に配信することができ、特定のURLに対してカスタムラベル(※)を使用したラベル付けも可能となります。

💡 カスタムラベルとは
ページフィードを分類するために付与する任意の値

ページフィードはExcelを使用して作成します。各媒体ごとにアップロード可能なファイル形式、リスト内の列の順番・配信に必要な情報が異なるのでご注意ください。
Microsoft広告のDSAは、Yahoo!広告のDSAの形式と、ほとんど同じとなります。Yahoo!広告のDSAを配信されている場合は、同じものを流用できます。Google広告とは形式が若干異なるので、流用はしないようご注意ください。

※Microsoft広告とYahoo!広告で異なる点は、項目が日本語か英語かという点のみです(※2024年3月時点)

以下のように管理画面上でテンプレートを取得することができます。ここから作成するのがスムーズかと思います。

参考:ビジネスデータフィード(公式サイト)

ページフィードの作成が完了したら、作成したページフィードを管理画面へアップロードしていきます。

<Microsoft広告におけるページフィードのアップロード手順>

  • ツール>ビジネスデータ>ページフィード>「+アップロード」
    • 以下画面が表示されますので、こちらに作成したページフィードをアップロードすれば準備完了です。

アップロードしたページフィードを、該当のDSAキャンペーンに紐づけをすれば完了です。

<ページフィードをDSAキャンペーンに紐づける手順>

  • キャンペーン設定>ターゲティングソース>「マイページフィードからのURLのみを使用する」にチェック>アップロードしたページフィードを選択

参考:動的検索広告ページフィードについて(公式サイト)

フィード更新の必要性について

DSAキャンペーンでは、ページフィードやWEB上から獲得したURLを基に広告配信を行います。そのため該当のページが無くなると広告を作成できなくなり、管理画面上で以下のようなエラーが表示されます。

長期間更新を行わなかった場合や、新しいサイトができていた場合なども広告を配信できませんので、配信を継続する場合は定期的な更新作業が必要です。ページフィードを更新する場合は、以下手順で行います。

<ページフィード更新手順>

  • ツール>ビジネスデータ>ページフィード>最初にアップロードしたページフィードを選択>「+スプレッドシートをアップロードする」を選択し、最新のページフィードをアップロードをすれば、更新されます。

参考:アップロード後にフィードを管理する(公式サイト)

DSAを設定する際にはページフィードをアップロードする他に、Webサイト上からページURLを取得する方法もありますが、更新はどちらの場合でも必要です。「Webサイト上からページURLを取得する」場合も、URLを取得した後に自動で更新がされるわけではないので、もし上記のようなエラーが起こった場合は、以下のヘルプ内容に従い再度URLを取得し直す必要があります。

まとめ

今回の記事のポイントは、以下の4点です。

  • DSAは検索連動型広告の機能のひとつ。サイトURLを基に広告配信を行うことができる
  • 配信設定は①管理画面に直接ページフィードをアップロードする方法と②WebサイトからURL取得する方法の2通りある
  • ページフィードの設定方法については、他媒体との形式が異なるのでご注意を
  • 配信継続するにあたり、フィード更新の体制を整えておくことが大切

Microsoft広告でDSA(動的検索広告)の配信を行う際は、ぜひ参考にしてみてください。

CONTACT

ECサイトのマーケティング課題、
一度オーリーズに相談してみませんか?

オーリーズは、ECサイトの広告運用を得意とする広告代理店です。

アパレル、化粧品、インテリアなど豊富なEC支援の実績・ノウハウを基に、ECサイトの集客最大化やリピーター増加、顧客単価の向上を実現します。

また、「顧客分析のためにCRMツールを導入したけれど使いこなせていない」という場合には、CRMツールの活用方法に関するアドバイスや、 見たい指標をカスタマイズしてレポーティングする体制整備のご支援など、分析のための基盤づくりもお手伝いできます。

ECサイトの売上を最大化する上で、自社だけでは限界を感じている場合はお気軽にご相談ください。

オーリーズのサービス資料をダウンロードする(無料)
オーリーズのコーポレートサイト
支援事例(クライアントの声)
オーリーズブログ

この記事を書いた人

株式会社オーリーズ

アドオペレーションズ・ストラテジスト

松田 理生

新卒でWEB広告の入稿・設定業務を行う進行担当としてキャリアをスタート。主に裏方として営業担当や運用担当のサポートを行っていたが、自身でお客様の課題解決に直接貢献できるようになりたいと思いキャリアチェンジを決意。顧客に寄り添い、本質的なマーケティング課題を解決を追求するだけでなく、常に学び続けようとするオーリーズの姿勢に魅力を感じ入社。

最近書いた記事