RTB Houseで急に配信量が低下する要因

RTB Houseで急に配信量が低下する要因

ディープラーニングを活用したダイナミックリターゲティング広告のひとつ「RTB House」を利用している際に、急激に配信量が低下した経験はありませんか?

今回は、RTB Houseで突然配信量が低下する要因について解説します。

参考:RTB Houseとは?(公式ヘルプページ)

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RTB Houseで急に配信量が低下した事象

あるクライアントの広告アカウントにて、それまで平均7~8万円/日で配信していた配信量が9月4日頃から下がり始め、しばらくの間、2~4万円/日程度で配信量が低迷する事象が発生しました。

本件については9月以前もこのような配信ペースの乱れが発生したことがあったため、要因を調査しました。

RTB Houseで急に配信量が低下した要因とは

一例ではありますが、RTB Houseで急激に配信量が低下する要因のひとつに、大型ECサイトのセール時期との重なりが考えられます。

RTB Houseを利用している大口顧客の中には「楽天」「Amazon」が含まれています。このような大型ECサイトがセールを行う際に広告を大量出稿しており、RTB Houseの広告在庫が枯渇した結果、広告配信が出づらくなることがあるようです。実際に本件で配信量が急激に低下した時期を見てみると、Amazonのセール時期と重なっていたため要因の一つとして考えられそうです。

(ちなみに6月も同様の事象が起こっていたのですが、その際は「楽天スーパーセール」の時期と重なっていました。)

参考:Amazon・楽天ビックセール・キャンペーンカレンダー(オークファン)

地域ごとで複数キャンペーンを運用している場合は注意が必要

また、本件の広告アカウントでは複数エリアでキャンペーンを分けて運用していました。

6月の「楽天スーパーセール」が行われた際は、関東での広告出稿が難しいと判断され、代わりに関西エリアの広告配信が10倍程度に上がるという事象も発生しました。

RTB Houseのキャンペーン構成が地域ごとで複数に分かれている場合は、大型ECのサイトのセール時期などのチェックが必要です。

まとめ

以上がRTB Houseの配信量が急に低下する要因の一つでした。

あくまで数ある要因の一つではありますが、地域ごとでキャンペーンを分けており、急激に配信ペースが低下した場合は大型ECサイトのセール時期と重なっているか確認してみてください。

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この記事を書いた人

株式会社オーリーズ

アドオペレーションズ・ストラテジスト

若松 五大

在学中に都内レコーディングスタジオでインターンを開始し、その後レコード会社や芸能事務所、キャスティング会社などで営業、制作ディレクターとして従事。クライアントの販促施策・PR施策にキャスティングディレクターとして関わるうちに、よりクライアントに近い立場と手法で課題解決に向き合いたいと感じ転職を決意。営業から広告運用までの全工程に携われるスタイルと、組織文化に惹かれオーリーズへ入社。

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