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【TikTok動画エディター】BGM編集のコツ4選
今回は、TikTok広告の「動画エディター」の中でも特に使用頻度が高いものの、画面上では分かりにくい「BGMの編集機能」について解説します。
(TikTok動画エディターの詳しい使い方に関しては下記ヘルプページをご覧ください)
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目次
「TikTok動画エディター」とは
「TikTok動画エディター」は、TikTok上で動画広告を編集できるツールです。具体的には、以下のような編集を管理画面上で行うことができます。
TikTok動画エディターでできること
- 動画の尺(長さ)を変更できる
- 動画に簡単なスタンプ、テキストをつけられる
- 動画に無料のBGMをつけられる
- BGMの尺を変更できる
- トランジションとエフェクトを追加できる
- 縦型に変換できる
「BGMの編集機能」を上手に使う4つのコツ
TikTok動画エディターの「BGM編集機能」を上手に使うコツについて、項目別に解説していきます。
- 音量スライダーが効きにくい場合は、音量スライダーを20~30まで下げる
- BGMのフェードイン、フェードアウト機能に注意する
- 無料音源(BGM)の探し方のコツ
- レンダリング前に必ず確認する
それぞれ詳しく説明します。
1.音量スライダーが効きにくい場合は、音量スライダーを20~30まで下げる
「TikTok動画エディター」で戸惑いがちなのは「音量スライダー」の効きの悪さです。
スライダーを100→50まで下げていっても、体感的に音量が半分になることはなく、75%減少でとどまり、50を下回ると急に音量が小さくなるような印象です。
- 動画に入っているセリフが聞こえづらい
- 動画に入っている効果音が聞こえづらい
上記のような症状を解決したい方は、音量スライダーを一度20~30まで思い切って下げてみることをおすすめします。
2.BGMのフェードイン、フェードアウト機能に注意する
BGM編集でよく使う「フェードイン/アウト」の機能が分かりにくいかもしれません。
冷静に画面を見ればきちんと操作できるスライドが存在しているのですが、媒体の日本語訳が独特で、中には明らかに誤訳なものがあるため注意が必要です。
- フェードイン(徐々に音量が上がり、音楽がスタートする)
「音楽は時間の経過とともに消えていく」をスライドさせると、フェードインができます。
- フェードアウト(徐々に音量が下がり、音楽が消えていく)
「音楽は時間をフェードアウトする」をスライドさせると、フェードアウトにできます。
3.無料音源(BGM)の探し方のコツ
動画にBGMをつける際には、上記の赤枠内から無料音源を利用できます。
選べるカテゴリは、
- すべての音楽
- 支出が最も多いトラック
- 最も使用されたトラック
- 支出が最も多いジャンル
- 祝日の音楽
の5つで、「BGMに特にこだわりがなく、TikTokっぽいものであれば何でも良い」という場合は「最も使用されたトラック」もおすすめです。
「支出が最も多いトラック」「最も使用されたトラック」「支出が最も多いジャンル」カテゴリ内では下記軸でも検索可能です。
- 検索期間
- 過去7日間または過去30日間から検索可能
- 地域
- すべての地域、アメリカ、日本、英国、ベトナム、インドネシア、ドイツ、カナダ、韓国、ロシア、タイから検索可能
レコメンドで10曲選択できます。「なんとなく聞いたことがあるかも…?」というTikTokっぽい楽曲が揃っています。
なお、使う機会は少なそうですが「祝日の音楽」は「新年、国際ポップコーンデー、春節、バレンタインデー、復活祭、ラマダン、母の日、父の日、ハロウィン、感謝祭、クリスマス」といったイベント軸から選曲することができます。
曲のイメージがある場合は、画面右上の虫眼鏡マークに曲の大まかなジャンルを入力すると、本当にざっくりですが、それらしき楽曲候補が出てくるので、一曲ずつ検索して選曲することも可能です。
また、「すべての音楽」からは「おすすめ、イージーリスニング、エクスペリメンタル、クラシック、エレクトロニック、ニューエイジ、レゲエ、ポップ、カントリー、メタル、子供向け、ロック、ヒップホップ&ラップ、ジャズ、R&B/ソウル、ラテン、ブルース、オルタナティブ&インディー、ワールドミュージック、礼拝用」といった音楽のジャンル別に選曲できます。
登録楽曲が膨大なので、気に入った楽曲があればタイトルの末尾に記載されている6桁の楽曲番号を控えておくか、ハートマークを押してマイコレクションへ追加しておくことをおすすめします。
4.レンダリング前に必ず確認する
音源の調整が終わり、画面右下の「確定」を押すと、動画と音源を合体させる「レンダリング」がスタートします。
レンダリングは「確定」ボタンを押すだけでTikTok動画エディターが自動で行ってくれますが、レンダリングが終了するとこれまで別々だった音源と動画が合体するため、音源、動画それぞれを個別に調整することができなくなります。
「確定」ボタンを押すまでに「フェードアウトは書いたか」「動画にそもそもはいっているセリフは聞こえづらくないか」など、音源に関する最終確認を繰り返ししておくことをおすすめします。
まとめ
以上、「TikTok動画エディター」のBGM編集の機能や注意点をご紹介しました。
「TikTok動画エディター」上で広告クリエイティブの編集作業を行うことは稀だと思いますが(特に字幕テキストやスタンプ、レタッチ部分など)、BGMをつける、動画を短くするなどちょっとした作業はあるかもしれません。
基本的には操作性が悪いので作業が多い時は他の動画編集ソフトの利用をおすすめしますが、必要な際は、今回の記事のTipsも是非参考にしていただければと思います。
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