【YouTube】TrueViewアクションキャンペーンが動画アクションキャンペーンに完全移行

【YouTube】TrueViewアクションキャンペーンが動画アクションキャンペーンに完全移行

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TrueViewアクションキャンペーンが動画アクションキャンペーンに自動移行

2021年6月11日、GoogleはYouTube広告のメニューの1つであるTrueViewアクションキャンペーン(以下TVA)を、2022年初頭より動画アクションキャンペーン(以下VAC)に自動的に移行することを発表しました。

2021年9月30日までは新しいTVAを作成することができ、既存のTVAは2022年初頭までは継続して利用できるようです。

TVAはYouTube広告における初のダイレクトレスポンス向けのメニューとして2016年9月にリリースされ、2020年6月にその上位互換としてVACがリリースされました。

TVAとVACの主な違いは「掲載面」と「入稿規約」です。
掲載面に関しては、TVAでは「YouTube動画再生ページ」と「Google動画パートナー」への掲載となっていましたが、VACでは「YouTubeホームフィード」が新たに追加される格好となります。

一方、入稿規定に関して、上述の「YouTubeホームフィード」の掲載面に出稿する際はレスポンシブフォーマットが採用されるため、VACでは「長い広告見出し」と「説明文」の入稿が必須となります。

VAC利用のメリットは、Googleの言葉を借りると以下のとおりです。

コンバージョンの促進
YouTube および YouTube 以外の多様な場所にキャンペーンを展開し、コンバージョン単価を最小限に抑えつつ、コンバージョンの獲得数を増やすことができます。

キャンペーンの掲載結果の向上
動画アクション キャンペーンでは YouTube ホームフィード、YouTube 動画再生ページ、Google 動画パートナーなどの広告枠を組み合わせることで、新規の顧客にリーチし、キャンペーンの掲載結果を向上することができます。

簡単にキャンペーンの拡大が可能
動画アクション キャンペーンでは、1つのキャンペーンで複数の場所に広告を掲載することができます。広告枠のソースごとに入札単価と予算を設定する必要はありません。


引用:動画アクション キャンペーンについて

またGoogleは、VACはTVAと比較して1ドルあたりのコンバージョン数が20%増加するというデータを示しています。

さらに2021年5月27日に開催されたGoogle Marketing Livestream 2021に関する公式ブログでは、自動化と広告ツールの連携によるメリットについて触れており、Googleが900以上のVACを比較検証した結果、Google Merchant Centerの商品フィードを連携した広告主は、そうでない広告主に比べて、より低コストで60%以上多くのコンバージョンを獲得したというデータを発表しています。

動画アクションキャンペーンに最適化スコアが導入

2021年6月10日、Googleは最適化スコアがVACに導入されたことを公式ヘルプで発表しました。

これまで検索やディスプレイキャンペーンで提供されていた最適化スコアが表示される機能が、今回はじめて動画キャンペーンにも加わりました。

既存の機能と同様に最適化スコアは0~100% の範囲で示され、加えて最適化案も追加されます。

関連動画表示オプションが利用可能に

上記の最適化スコアと同日、Googleはすべてのアカウントにおいて関連動画表示オプションが利用可能になったことを公式ヘルプで発表しています。

関連動画表示オプションを使用することで、YouTube モバイルアプリでの動画広告の再生時に、2~5 個の関連動画のリストを表示することができます。

公式ヘルプによると、関連動画表示オプションのメリットは以下の通りです。

・メインの動画広告のメッセージに広がりをもたせることができる。

・自身のクリエイティブ(YouTube チャンネル内の他の動画も含む)で視聴者の関心を維持できる。

・関連動画は、ユーザーがモバイル デバイスを縦向きで使用した際、メインの動画広告の下のスペースを活用して表示できるため、モバイル ユーザーのエンゲージメントをより効果的に促進できる。


引用:関連動画について

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先日発表されたCTV向けの広告フォーマットであるブランドエクステンションも含め、YouTube広告におけるダイレクトレスポンス機能やコマース機能など、インタラクティブ性の高い機能拡充が次々と展開されています。

引き続き、今後の動向に注目したいと思います。

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この記事を書いた人

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