【YouTube】クリエイターと視聴者をつなぐインタラクティブな機能の拡充

【YouTube】クリエイターと視聴者をつなぐインタラクティブな機能の拡充

21年4-5月に公開された、YouTubeの特徴的な機能アップデートをおさらいします。

CTV上の広告をアクショナブルにする「ブランドエクステンション」

21年5月4日に、今年で10回目となるYouTube「ブランドキャスト(Brandcast)」が開催されました。そこでCTV向けの広告フォーマット「ブランドエクステンション」が紹介されました。

これまで、CTVに配信される広告フォーマットはインタラクティブ性に欠けるものでした。TV画面で視聴をしている以上、興味のある広告を目にしても、シームレスに商品情報にアクセスすることが困難でした。

ブランドエクステンションはこの問題を解決します。CTVの広告再生中に表示される「SEND TO PHONE」ボタンを、リモコン等を通じてクリックすると、その広告の詳細に関するURLがモバイルデバイスへ送信されます。CTV上の動画コンテンツは継続されるので、視聴体験を損なうことはありません。

なお、ブランドエクステンションを通じて発生したCVやCVR等の広告指標は、Google 広告の管理画面から確認することができます。

YouTube is the Main Stream: Highlights from the 10th Annual Brandcast Delivered

動画内の商品を自動的にリストアップして表示する機能(テスト中:21年5月時点)

こちらの記事では、この機能はYouTubeが一方的に商品リンクを生成するのではなく、動画クリエイターが商品を紹介したり、言及したりした場合に利用することができる、クリエイター向けのサポートツールだと説明しています。この機能がどのような形で収益に貢献するのか(対クリエイター、対YouTubeともに)には言及していません。この技術が広告フォーマットの発展につながるになるのか、今後の動向に注目です。

※この機能は、YouTubeがテストの機能を公開する「YouTube test features and experiments」で掲載されています。

短尺動画「YouTube shorts」関連機能を強化。100億円のクリエイター支援も

各プラットフォームが立て続けに短尺動画機能をリリースしており、短尺動画市場は盛り上がりを見せています。

短尺動画市場の中でも、やや出遅れて展開された「YouTube shorts」ですが、新たなアップデートがあります。

これまでは、長編コンテンツと同じフィードに表示されていましたが、別タブとして表示されるようになり、より短尺動画コンテンツが強調される形になりました。クリエイターにとっても、長尺と短尺動画のコンテンツ管理が容易になり、また、得意なフォーマットへの制作に集中することができるようなります。

現在のところ、YouTube shorts には広告枠がなく、また、チャンネルの総再生時間にもカウントされません。よって、これまでクリエイターにとって短尺動画を扱うインセンティブは小さかったのですが、これらの機能強化や支援制度によって、短尺動画コンテンツと視聴時間の増加が見込まれます。

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上記に紹介されているものは、どれもクリエイターの活動をサポートする魅力的な機能アップデートです。クリエイターと視聴者をつなぐ、インタラクティブなコマース機能の拡充に今後も目が離せません。

この記事を書いた人

株式会社オーリーズ

オーリーズ編集部

オーリーズ編集部です。主に国内外のニュースを担当しています。最近では、特に動画市場の最新情報を記事にしています。TwitterやFacebookにも投稿していますので、ご興味ある方はぜひフォローください^^ (本サイトのフッターにソーシャルアカウントのリンクがあります)

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