プロが推薦するWeb広告コンサルティング会社7選|選び方も解説

プロが推薦するWeb広告コンサルティング会社7選|選び方も解説

Web広告は関連知識も多く、自社のアカウントにどれくらい改善幅が残されているのか判断しづらいため、コンサルティングサービスの活用を検討する広告主も多いです。

本記事では、

  • Web広告のコンサルティングサービスを比較したいが、候補が沢山あるため選定が難しい
  • コンサルティングサービスの選定を行う際に、どのようなポイントを押さえるべきか知りたい
  • 運用代行、インハウス支援など、コンサルティング支援以外の選択肢との違いが知りたい

といった疑問を抱えている方に向けて、コンサルティングサービスを選定する際のポイントを、業界経験10年以上の筆者の視点でご紹介します。

GoogleやYahoo!などの媒体社との協業、自社での新規提案など、数多くの広告アカウントを扱ってきた経験をもとに、「プロが選ぶおすすめのWeb広告支援会社」「効果的な会社の選び方」など、Web広告のコンサルティングサービスを選定するコツをご紹介します。

1人最大4社だから実現できる
まるで内製のようなWeb広告運用代行は「オーリーズ

「コミュニケーションがスムーズで対応がスピーディー」「事業を理解して提案してくれる」といった
お声をいただいているオーリーズは、Web広告を起点に顧客の本質的な課題に向き合います。

【広告成果を最大化するオーリーズの特徴】

  • 顧客の課題にコミットするため、担当社数は最大4社
  • 運用者=顧客窓口だからスピーディーな仮説検証が可能
  • 顧客の半数以上が「強く」おすすめしたいと評価

目次

【早見表】Web広告コンサルティングのおすすめ企業一覧

Web広告のコンサルティング支援を検討している方の多くが、最初に悩むのは「どの会社に相談すべきか?」という点ではないでしょうか。

本記事では、広告運用を生業とする弊社メンバー60名にアンケートを実施し、「専門家として本当におすすめできるWeb広告コンサルティング支援会社」を厳選しました。

ここでは、各社の特徴と選定の決め手となるポイントを【早見表】としてご紹介します。

「まずは全体像を把握したい」「気になる会社をすぐに比較したい」という方は、ぜひ以下の表をご活用ください。

代理店特徴おすすめポイント
オーリーズ・顧客満足度(NPS)をKPIに設定
・非分業制で運用者と直接話せる
・BtoB・ECなど業種特化の専属チーム
顧客の約半数が強く推奨する「まるで内製のような広告運用支援」
アナグラム・専任担当制で透明性の高い支援
・運用者が直接クライアント対応
・ブログや書籍など豊富な情報発信
全施策を一人の専任担当が支える「透明性とスピードに優れた運用支援」
博報堂グループ・国内初のGoogle認定代理店
・データドリブンな改善提案が得意
・緻密な戦略設計と社内連携力に強み
広告プラットフォームを熟知した「運用のプロによる改善提案」
オプト・業界特化チームが商材理解をサポート
・EC・人材・金融など領域特化に強み
・LTVや事業KPIに基づいた運用提案
業界特化チームによる「ビジネス課題に刺さる広告戦略提案」
JADE・固定報酬制で広告費に左右されない支援
・SEO・コンテンツ支援との連携も可能
・アクセス解析・インハウス支援も提供
広告費に関係なく支援が受けられる「固定報酬制の透明な運用支援」
キーワードマーケティング・PR×広告を組み合わせた提案が可能
・150業種・1500社以上の支援実績
・自社メディアでの発信も活発
PR×広告の知見を活かした「話題性と獲得を両立する広告設計」
アユダンテ・GA4・GTMなどの技術支援に強み
・1stパーティーデータ活用に精通
・SEOやタグ実装など横断支援も可能
GA・GTMまで含めて支援できる「データ活用に強い広告パートナー」

この後の章では、代理店を選定する際のポイントや、各企業の支援内容・料金・得意領域などを詳しく解説しています。気になる項目からぜひご覧ください。

👉Web広告のプロ直伝!コンサル選定5つのポイント
👉広告運用のプロがおすすめするWeb広告コンサル会社7選
👉Web広告のコンサルティングとは(支援内容/種類/費用)

Web広告のプロ直伝!コンサル選定5つのポイント

ここからは、Web広告のコンサルティングサービスを選定する際に重視すべきポイントを解説します。

ここで注意すべきは、支援会社の選定は選ぶことをゴールとするのではなく、その後の支援によって成果を継続的に上げられそうかまで確認することが重要です。

そのため、支援会社の選定をする際は選定時のポイントだけでなく「支援開始後もうまくいきそうか?」という視点もあわせて確認することが重要です。

以下は支援会社選定の確認事項をまとめたチェックリストです。

画像をクリックするとチェックリストを閲覧できます

すべての項目について網羅的かつ詳細に言及するとかえって読者の理解を損ねてしまう恐れがあるため、この記事では代理店選定において特に重要度の高い判断軸を5つ解説します。

1.コンサル+運用実績が豊富にあるか

広告コンサルを選ぶ際には、コンサル支援実績が豊富かどうかに加えて、実際に現場で広告運用を行い、成果を出してきた経験があるかを必ず確認しましょう。

一見すると経験豊富に見えるコンサルでも、実は運用から離れて久しかったり、そもそも実務経験が乏しいケースもあります。

その場合、アカウントの実態に即したリアルな改善提案ができず、机上の空論に終わってしまう可能性があります。

特に、以下の2つの視点を満たしていることが重要です。

  • 広告運用の現場で、施策を実行し、成果改善を実現してきた実績があるか
  • 抽象度の高い事業課題や組織課題にも向き合い、顧客の成長に貢献した経験があるか

両方の視点を持っているコンサルであれば、広告アカウントの改善提案にとどまらず、現実に即した具体的なアクション設計から実行支援まで、一貫して任せられる存在となります。

2.提案内容が自社の課題にフィットしているか

コンサル支援の価値は、「どれだけ自社の前提や制約に即した提案をしてくれるか」にあります。
テンプレート的な診断や汎用的な戦略ではなく、自社の構造的な課題に向き合って設計された提案であるかがポイントです。

特に以下のような観点で、提案の質を見極めることをおすすめします。

  • 提案前に課題の背景や事業特性を十分にヒアリングしているか
  • 成果実現までのロードマップが妥当かつ実行可能な内容になっているか
  • 自社の予算・組織体制・制約条件を理解した上で現実的な設計になっているか

また、少し踏み込んで、「自社で検討中の施策に対する見解」「明らかに相性が悪い施策についてどう考えるか」などをあえて聞いてみるのも良いでしょう。

耳ざわりの良い提案ではなく、きちんと意見を述べてくれるかが、本気で成果に向き合っているかどうかの判断材料になります。

3.担当者との相性

コンサルティング支援では、パートナーとして継続的な対話が発生します。

そのため、支援会社の選定以上に、実際に担当するコンサルタントとの相性や対話の質が成果に大きく影響します。

担当者との相性を見極めるには、以下のような観点が重要です。

  • 自社の知識レベルや業界用語に合わせて、伝え方を工夫してくれるか
  • 表面的なヒアリングではなく、事業理解に時間を割く姿勢があるか
  • 方針に迷ったとき、冷静に意見をくれる“壁打ち相手”として信頼できそうか

また、会社によっては、営業担当と実際のコンサル担当が分かれているケースもあります。

初回の打ち合わせから担当者同席をお願いする、もしくは事前に紹介してもらうなどの対応を取ることで、ミスマッチを防ぐことができます。

4.コンサル1人あたりの平均担当社数

支援会社選定の際は、コンサルタント1人あたりの平均担当社数もあわせて確認するようにしましょう。

たとえばコンサルタント1人で多くの顧客を担当している場合は、物理的な工数の制約から、1社のアカウントに時間をかけて分析することが難しい場合があります。

支援会社に期待する成果や支援内容にもよりますが、アカウントの個別課題に向き合って改善活動を続けるには、コンサルタント1人あたりの担当社数は10社程度が上限だと思います。

1人当たりの担当顧客数が極端に多い支援会社の場合、基本的なアカウント診断、月1のレポート送付など、簡易的な分析・提案が中心となる場合が多いです。

自社の課題にしっかり向き合って、パートナーとして伴走してくれる会社にお願いしたいと考えている場合は、コンサルタント1人当たりの平均担当社数が少ない支援会社を探すと良いでしょう。

5.自社のゴールを正しく理解しているか

支援会社を選定する際は、「何を成果とするか」という認識のすり合わせが重要です。

たとえば広告主は事業KPIの改善まで期待しているのに、コンサルの得意領域が媒体KPIの改善である場合などは、支援を依頼しても求める成果が得られない可能性があります。

こうしたギャップを防ぐためには、支援開始前の面談の場で、以下のような観点で相手を見極めることが大切です。

  • 会話の中心が媒体KPI(CV数やCPAなど)か、事業KPI(売上・利益率・商談数など)か
  • 広告配信前後の話だけで完結しているか、営業プロセスやLTVなど媒体外の要素にも踏み込んでいるか
  • 支援実績として媒体数値改善を強調しているか、それとも最終的な事業成果まで含めて語っているか
  • 広告数値を手段と捉え、そこからどう事業ゴールに接続するかという“設計”の話ができるか

広告運用のプロが推薦するWeb広告コンサル会社7選

ここまでの話を踏まえつつ、弊社の社員60名にアンケートを実施し「広告運用を主業務とする私たちがおすすめしたいと思える企業」を選びました。広告運用の経験者が思う「魅力的なポイント」もまとめています。

各企業の紹介下部にお問い合わせボタンを設置していますので、気になる企業があれば連絡してみましょう。

紹介先をあげる前に恐縮ながら、まずは弊社からご紹介させてください。

弊社は運用型広告が強みのマーケティング支援会社です。顧客志向を重んじる「NPS経営」によって、多くのクライアントから高い評価をいただいています。

本記事をご覧の皆さまにも、弊社を一つの選択肢としてご検討いただければと思い、手前味噌ながらおすすめ企業に加えさせていただきました。

オーリーズ

出典:株式会社オーリーズ

株式会社オーリーズは、運用型広告の戦略設計・運用・効果計測に強みを持つWebマーケティング支援会社です。

「まるで内製のような外部支援」をコンセプトとしており、顧客志向を徹底するために以下のような仕組みを持っている点が大きな特徴です。

  • 担当者のKPIは売上ではなくNPS(推奨意向)に設定
  • 業界経験10年以上の広告運用者が戦略提案をおこなう
  • BtoB、Eコマースなど業種特化の専属チームがある

上記のような仕組みをとっているがゆえに、顧客の推奨意向を示すNPS調査では、平均30pt、24年度は50ptと業界平均を大きく超える水準を保っています。

「自社の事業を深く理解したコンサルタントに支援をしてもらいたい」
「広告運用経験が豊富なコンサルタントに戦略面の助言をしてもらいたい」
「スピード感がありコミットメントの高い担当者に支援をしてもらいたい」

と考えている方にはおすすめの支援会社です。

<著者の推しポイント>
いかに目の前の顧客の課題解決に貢献できるか、同じマーケティングチームの一員として活躍できるか、を中心に経営している組織です。自社の社内メンバーと同じ目線での活躍を期待する方に特におすすめです。

企業名株式会社オーリーズ
支援メニュー広告運用支援/インハウス支援/クリエイティブ制作/分析環境の整備etc.
最低出稿金額月広告費250万円〜(満たない場合でも支援可能な場合あり)
初期費用なし

アナグラム

出典:アナグラム株式会社

アナグラム株式会社は、Shopify構築や運用支援をおこなうフィードフォースグループ株式会社の子会社であるWeb広告支援会社です。

アナグラム株式会社は、広告アカウントの分析サービスインハウス支援サービスなど、スポット~中長期まで、自社のニーズに応じたコンサルティング支援を受けることが可能です。

いちばんやさしいリスティング広告の教本」などの書籍出版や、「アナグラムのブログ」を通じた運用型広告に関する最新情報のリリースなど、社内外の情報発信を盛んにおこなっている代理店です。

また、営業組織を設けておらず、情報発信を中心としたマーケティングによってお客様からの問い合わせを獲得している点が特徴的です。その結果、営業ではなくクライアントの支援に力を入れることが出来るため、質の高い広告支援が期待できます。

「自社の課題に応じて柔軟なコンサル支援を受けたい」
「一気通貫の専任担当制で、透明性と機動力の高い支援をしてもらいたい」
「豊富な知見をもとに、自社の事業に寄り添った運用プランを提案してもらいたい」

と考えている方にはおすすめの支援会社です。

<著者の推しポイント>
アナグラムさんのブログは、運用担当者なら誰もが目を通していると言っても過言ではないほど有名です。豊富な知識と実績に基づく支援を提供されていて、経験豊富で誠実なコンサルタントが数多く在籍している印象です。幅広い広告主におすすめです。

企業名アナグラム株式会社
支援メニュー広告運用支援/インハウス支援/クリエイティブ制作etc.
最低出稿金額なし(月広告費が50万円以下の場合、月額10万円が最低手数料)
初期費用要問い合わせ

博報堂グループ(博報堂・アイレップ)

出典:株式会社博報堂

株式会社博報堂は、東京都赤坂に本社を置く大手広告代理店です。

グループ会社である株式会社アイレップは、国内初のGoogle認定代理店であり、Google広告やYahoo!広告をはじめとして、豊富な支援実績を持つ広告代理店です。

ターゲティングやクリエイティブ制作、広告配信設計などあらゆる領域でデータ活用を推進しており博報堂は「AaaS(Advertising as a Service)」という独自のコンセプトによりメディアを統合した運用を実現し、メディア効果の最大化をサポートします。

豊富なデータ活用基盤をもとに広告の成果を最大化したい事業者におすすめです。

「戦略立案からクリエイティブ制作、運用、分析、改善提案までワンストップで任せたい」
「Google広告やYahoo!広告に精通したスペシャリストの知見を借りたい」
「幅広い規模・業種の成功事例を参考にしたい」

と考えている方にはおすすめの代理店です。

<著者の推しポイント>
元代表の紺野さんを筆頭にWeb広告の黎明期で培った運用経験が強みの印象です。広告アカウントを拝見しても媒体の推奨設定を踏襲しつつ、さらに一歩踏み込んだ独自の工夫を随所に感じます。広告運用のなかで、今よりも高いレベルを求められている方におすすめです。

企業名株式会社アイレップ
支援メニューデジタル広告支援/クリエイティブ制作/データ活用支援/マーケティングコンサルティングetc.
最低出稿金額要問い合わせ
初期費用要問い合わせ

オプト

出典:株式会社オプト

株式会社オプトは、顧客の事業に寄り添い、LTVを向上させることに重きを置いているWeb広告代理店です。

金融、人材、旅行など、業界特化型の広告運用チームを社内に抱えており、業種の特性に応じたコミュニケーションプランの策定や運用の最適化を強みとしています。

大手代理店のため、広告運用以外にも、ECモール支援/CRO・SEO支援/CRM支援など、デジタルマーケティング領域を横断した事業支援が可能です。

広告運用をはじめとして、周辺領域の課題もあわせて相談したい事業者におすすめできます。

「業界に精通したスペシャリストによるマーケティング支援を受けたい」
「広告だけではなく、CRO・SEO・CRMなどの幅広い領域で支援をしてほしい」
「SNS広告の専門性とノウハウで獲得型広告のパフォーマンスを上げてほしい」

と考えている方にはおすすめの代理店です。

<著者の推しポイント>
デジタルマーケティングの戦略立案から実行まで、一気通貫でサポートできる総合力に加え、各領域における専門性の高さも魅力です。24年6月に立ち上げたMeta パフォーマンス室がMetaのアワードを多く獲得するなど、媒体社からの評価が高い点もおすすめです。

企業名株式会社オプト
支援メニュー広告運用代行/インハウス支援/マーケティングコンサルティングetc.
最低出稿金額要問い合わせ
初期費用要問い合わせ

JADE

出典:株式会社JADE

株式会社JADEは「インターネットを良くする」を理念として掲げているWebマーケティング支援会社です。

Web広告のコンサルティングの場合、支援手数料が広告費によらず固定料金となっています。(運用代行のみ:月60万円~/運用代行+データ分析・改善提案:月100万円~)

広告運用以外のサービスとして、SEO支援コンテンツマーケティング支援メニューも持っているため、広告を主軸としつつ、周辺領域も同時に強化してマーケティング全体の成果を最大化することが出来ます。

そのため、Web広告だけでなく、周辺領域にも課題を抱えており、Webマーケティング施策全般を包括的に支援してもらいたい方におすすめできます。

「リスティング広告とSEOの両面からSEMの成果を最大化させたい」
「信頼できるSEOのエキスパートによるコンサルティングを受けたい」
「SEOやコンテンツ施策とも連携した一貫性のあるデジタルマーケ戦略を作りたい」

と考えている方にはおすすめの代理店です。

<著者の推しポイント>
JADE社のコラム記事は業界内でも必ず話題になるほど知見に溢れています。広告運用への深い造詣と愛情を感じる素晴らしい内容なので、ぜひあわせてご確認ください。そのような深い理解に基づいた運用で、広告効果の改善を果たしてくれる点がおすすめです。

企業名株式会社JADE
支援メニュー広告運用代行/SEO支援/コンテンツマーケティング支援etc.
最低出稿金額要問い合わせ
初期費用要問い合わせ

キーワードマーケティング

出典:株式会社キーワードマーケティング

株式会社キーワードマーケティングは、PR代理店の株式会社ベクトルを親会社に持つWeb広告代理店です。

Google/Yahoo!/Meta広告などの主要な運用型広告の運用代行をはじめとして、YouTube広告やTverなどの認知獲得広告のプランニングや運用も強みとしています。

運用型広告の黎明期から事業運営を行っており、これまで150以上の業種/1500社弱の広告運用支援をおこなってきた実績豊富な代理店です。(※2024年7月時点のデータ)

また、社内でのノウハウ共有も盛んな代理店であり、広告運用者が自ら執筆する「キーマケのブログ」は、月間10万PV超えと広告運用業界でも閲覧している人が多い著名なメディアです。

リスティング広告などの獲得型広告だけでなく、認知獲得広告についても実績豊富な代理店に相談委託したいと考えている事業者におすすめできます。

「リスティング広告だけでなくPRと連携したSEM戦略を立てたい」
「豊富な知見をもとに、自社の事業に寄り添った運用プランを提案してもらいたい」
「幅広い規模・業種の成功事例を参考にしたい」

と考えている方にはおすすめの代理店です。

<著者の推しポイント>
PRとWeb広告を絡めた支援やXを中心とした最新の媒体トレンドなど、常に最新のトレンドや情報をキャッチアップされています。みなさんの自己紹介もユニークで人となりを感じやすく、専門性の高さだけでなく、安心して相談できる点がおすすめです。

企業名株式会社キーワードマーケティング
支援メニュー広告運用代行/広告運用コンサルティング/インハウス支援etc.
最低出稿金額要問い合わせ
初期費用初月のみアカウント構築費10万円が別途発生/媒体追加の場合5万円

アユダンテ

出典:アユダンテ株式会社

アユダンテ株式会社は、広告運用やSEOを中心として、Webマーケティングのコンサルティング・実行支援を行っている支援会社です。

広告運用だけでなく、SEOコンサルティングGoogle Analytics4の導入・活用支援など、豊富な支援メニューを提供しているため、多様なニーズに応えられる体制を持っています。

コンサルタントが自発的に社内勉強会を開催するなど、変化の激しいデジタルマーケティング業界において最新の知見や事例を豊富にキャッチアップしており、直近は書籍出版なども行っています。(参考:「いちばんやさしいはじめてのGoogle広告の教本」)

「1stPartyデータを活かしたデジタルマーケティングを実現したい」
「リスティング広告だけでなくデジタルでの顧客接点の最適化に取り組みたい」
「信頼できるSEOのエキスパートによるコンサルティングを受けたい」

と考えている方にはおすすめの代理店です。

<著者の推しポイント>
アユダンテさんは、SEOやGAなど幅広いデジタルマーケティング支援で実績豊富です。特に、GAやGTMなどWeb広告で重要なデータマネジメントに専門性が高く、1stPartyデータを活かした広告改善を期待したい方におすすめです。

企業名アユダンテ株式会社
支援メニュー広告運用代行・コンサルティング/SEO支援/GA4導入・活用支援etc.
最低出稿金額月100万円以上
初期費用初期設定30万円~

課題別の相談先の選び方

確認したい内容によっては、有料のコンサルティングサービスを利用しなくてもよいケースがあります。

相談先の選定で大切なのは「自社の課題を正確に把握し、課題に応じて適切な相談先を選ぶこと」です。

参考までに、以下にWeb広告でよくある課題別の相談先の判断目安を示します。

ケース1|Web広告を始めたいが、設定方法がわからない

Web広告を始めたいけれど、「アカウントの作り方がわからない」「どうやって広告を出すの?」と不安に感じている場合は、開始したい広告媒体の無料相談がおすすめです。

例えばGoogle広告であれば、Googleが提供する無料のサポート窓口で、広告出稿の基本的な流れや初期設定について、専門のサポート担当者が直接教えてくれます

アカウント作成から最初のキャンペーンの設定まで、手取り足取り教えてもらえるため、初心者でも安心して始められます。

特に、「まだ外部に費用を払ってまでお願いするか決めきれていない」という段階では、まず無料で相談できる広告媒体の相談窓口がおすすめです。

ケース2|広告を出しているが、思ったような成果が出ていない

すでに広告を出稿しているにもかかわらず、「コンバージョンが増えない」「CPAが高すぎる」といった成果の悩みを抱えているなら、広告代理店に相談するのが効果的です。

代理店は多くの広告アカウントを運用してきた実績があるため、配信データをもとに改善点を見抜く力があります

キーワードの選定ミスやターゲティングのズレ、広告文やLPの改善余地など、専門的な視点で成果が伸びない原因を分析し、具体的な対策を提案してくれます

また、自社で対応できない部分(例えばバナー制作やLPの改善など)もまとめて依頼できることが多く、スピーディに改善を進めたい方には特に向いています

ケース3|社内運用に限界を感じており、外部からの改善提案がほしい

社内で広告運用を続けているものの、「これ以上は自分たちだけでは改善しづらい」「定期的に専門家からアドバイスがほしい」と感じている場合には、個人の広告コンサルタントがおすすめです。

個人コンサルタントは、企業の課題に応じて柔軟に関わり方を調整してくれるため、“自社の担当者+外部のプロ”という形で継続的に伴走してもらうことが可能です

週次や月次で運用データをレビューしてもらい、改善提案をもらうスタイルが一般的です。

また、代理店に比べて比較的費用も抑えやすく、「自社で運用を続けたいが、プロの視点もほしい」という中間ニーズにフィットします

ケース4|広告以外の施策も含めて、効果的なマーケ戦略を考えたい

広告施策だけでなく、「SNS広告やSEO、メルマガなど他の施策もあわせて全体最適を図りたい」と考えている場合は、幅広いチャネルを扱える広告代理店や、マーケティング全体に精通した個人コンサルタントが適しています。

このようなケースでは単発の広告改善だけでは不十分であり、マーケティングプロセスの全体設計が必要になります。

代理店であれば複数のチャネル運用実績をもとに、全体設計から実行支援まで対応してくれるところも多く、戦略フェーズからの相談が可能です。

一方で、マーケティングの上流から関われる個人コンサルも少数ながら存在します。事業フェーズや予算感に応じて、相性の良いパートナーを見つけることが重要です。

Web広告コンサルティングとは

Web広告コンサルティングとは、広告運用そのものではなく、戦略設計やアカウント改善、体制構築などの上流工程を支援するサービスです。

広告媒体の進化や市場環境の変化により、近年は自社だけで最適な戦略を判断するのが難しくなっており、外部の専門家に相談する企業が増えています。

コンサルティングは、既存施策の改善はもちろん、戦略や運用体制を見直したい場面でも有効です。

4つの支援内容

コンサルティングの支援範囲は多岐にわたりますが、代表的な支援内容は以下の通りです。

1.アカウント診断

広告アカウントの構成・設定・配信結果などを客観的に分析し、改善すべきポイントやボトルネックを明らかにします。精度の高い診断を受けるためには、広告アカウントの閲覧権限が必要になるのが一般的です。

2.広告戦略の設計

媒体選定、ターゲティング、クリエイティブ方針、配信プランなど、成果を最大化するための広告戦略を立案します。現状の施策に行き詰まりを感じている場合や、上流からの見直しを図りたい場合に有効です。

3.アカウント構築・移管サポート

新たに広告を始める際や、運用委託先を変更する際の構築・初期設定、タグ整備などを支援します。必要に応じてレポート環境やクリエイティブ制作体制の整備も対応範囲となります。

4.広告運用体制の構築支援

広告を社内で運用したい企業向けに、インハウス体制の構築や業務フローの整理も支援対象となります。体制設計の経験が豊富なコンサルに相談することで、自社に最適な役割分担や運用モデルを検討できます。

コンサル支援の種類

Web広告のコンサルティングには、「誰が支援するか」「どの範囲まで支援するか」という2つの軸で大きく分類できます。

提供者の違い:代理店 or 個人コンサル
広告代理店によるコンサル
運用代行も提供している代理店が、コンサルティングだけを切り出して支援するパターンです。多媒体への知見や運用現場の経験を活かした、戦略性と再現性の高い支援が期待できます。中長期的に伴走しながら改善を進めたい企業におすすめです。

個人コンサルタントによる支援
柔軟な対応や比較的低コストでの支援を求める企業には、フリーランスのコンサルタントも選択肢となります。広告運用経験が豊富な方に依頼できれば、スポット支援でも一定の成果を得やすく、限られた予算でも導入しやすい形態です。

支援範囲の違い|どこまで支援してくれるか
伴走型支援(定期的なレビューと提案)
定例MTGや運用レポートを通じて、広告の改善を中長期で支援するタイプです。施策の進行管理や戦略の見直し、担当者の壁打ち相手としても機能するため、成果改善に継続的に取り組みたい企業に最も適した形式といえます。

スポット支援(単発の設計・診断)
アカウント診断や広告戦略の設計といった単発型の支援スタイルです。短期間で課題の整理や打ち手の提案を受けたい企業に向いており、特にリソース制約がある中で、専門家の意見を一度整理したいといったニーズに適しています。

費用相場

Web広告のコンサルティングサービスの料金は、依頼する会社や支援内容、期間など、依頼元のニーズに応じて可変するため、一概に費用相場を示すことは難しいです。

一般的には月30万〜100万円ほどが目安となりますが、各社によって費用感も異なるため、依頼する際は複数社に見積もりを取って比較検討するのがおすすめです。

また、Google広告などの主要なWeb広告の設定・運用に関しては、媒体の無料相談少額予算向けのコンサルティングサービスもあります。

広告の基本設定などの簡易的な相談をしたい場合や、予算を十分に確保できない場合はこれらの手段に相談する選択肢もあります。

一方、相談できる範囲や支援内容は必要最低限にとどまることが一般的であるため、継続的に成果改善をはかりたい場合などはコンサルティング会社への相談を推奨します。

コンサル活用5つのメリット

ここでは、Web広告コンサルティングを活用することで得られる代表的なメリットを5つご紹介します。

1.プロの客観的な視点を得られる

1つ目のメリットは、プロの客観的な視点でより良い広告手法を採用できるため、ムダなく最短距離で成果へと繋げられることです。

自社運用や代理店への運用委託などいずれの運用形態に関わらず、自社の広告アカウントが適切な状態にあるのか、改善余地が残されているのか判断するのは容易ではありません。

そのため、より良い広告配信を行いたい、広告のポテンシャルを認識して適切なリソース配分を行いたいと考えている場合は、専門知見をもった企業に相談するほうが良いでしょう。

ただし、コンサルの質は会社によって差があります。運用経験の有無や戦略構築力、事業理解の深さなどもあわせて見極めましょう。

2.運用業務の効率化・リソース不足の解消

2つ目のメリットは、経験豊富なプロの力を借りることで、業務の効率化や、リソース不足を解消しやすい点です。

コンサルティング支援会社は広告運用を効率化するための専門ツールやシステムを活用していたり、業務遂行に慣れているため、彼らの方法を踏襲することで業務効率を改善することができます。

また、広告運用で安定した成果改善を実現するためには、以下のような施策を課題に応じて取捨選択し、正しく実行しきる必要があります。

コンサルティングサービスでは自社の戦略や課題に応じて「いま何にリソースを投下すべきか」を示唆してくれるため、施策への迷いや説明責任が緩和され、結果的に実行スピードを早めることもできます。

3. 最新情報のキャッチアップができる

Web広告は日進月歩で発展しているため、情報の移り変わりが激しく、媒体のアップデート情報を網羅的に収集するには相当の工数負荷がかかります。

コンサルティングサービスを提供している代理店では、通常、広告運用に特化した専門チームを抱えており、各媒体のアップデート情報や最新の広告手法など、広告に関するあらゆる情報を継続的に情報収集しています。

情報の収集~取捨選択を任せられることで、常に最適な判断をしやすくなるのも大きなメリットです。

4.コスト負担が相対的に少ない

コンサルティングサービスは、一般的に定額または工数ベースの費用体系のため、広告費の増加に伴う支払額に変動がありません。

またその費用も月30万ほどのケースが多いため、同一アカウントを運用代行でお願いする場合と比較すると負担が少なくなることが多いです。

例えば広告費が月額500万円・手数料率が20%の場合、運用代行を依頼すると100万円の手数料が発生します。

実行面には不安が無いものの、プロの力で成長角度を上げたい場合はコンサルティングサービスがおすすめです。

5. 中長期で伴走する戦略パートナーになれる

単発の戦略提案にとどまらず、PDCAを回しながら継続的に改善を支援してくれるパートナーとしての役割も期待できます。

Web広告はアカウントの初期設計だけでなく、配信後の結果をもとに戦略・戦術を見直し続けることが成果に直結します。

短期的なコンサル提案だけでは、初期設定はできても、その後の変化やデータに基づいた戦略修正が難しくなってしまい、結果的に当初期待されるほどの改善を果たせなかったケースも多いです。

状況に応じて柔軟に戦略をアップデートしてくれるコンサルがいれば、長期的な成長を支える心強い存在になります。

Web広告に強いコンサル会社の探し方

コンサル会社を探す方法はさまざまですが、「誰から聞いたか」「どこから探したか」によって、得られる情報の質が大きく変わってきます。

ここでは、信頼できるコンサル会社を見つけるための代表的な探し方と、それぞれの注意点を解説します。

知人・社内への紹介依頼

広告施策に携わっている社内メンバーや業界内の知人に、「広告戦略やアカウント設計に強いコンサル会社を知らないか」と相談するのは有効な方法です。

特に、実際に支援を受けた経験がある相手からの紹介であれば、表に出にくい支援姿勢や成果、担当者の対応なども含めてリアルな情報が得られます

また、1人の紹介だけで判断するのではなく、複数の関係者にヒアリングして共通項を探ることで、より信頼性の高い選定につながります。

パートナー企業に相談

すでに接点のある制作会社や広告代理店、外部の委託パートナーに「Web広告コンサルをしてくれる会社はあるか?」と相談するのも有効です。

Webマーケティング業界は横のつながりが強く、成果を出しているコンサル会社の噂や内部事情が比較的伝わりやすい環境にあります。

ただし、グループ会社や提携先など、特定の紹介先を優先しているケースもあるため、紹介を受けた場合でも自社の課題や期待水準と照らし合わせて冷静に判断することが大切です

認定代理店一覧からの検索

Google/Yahoo!/Metaなど主要な広告媒体には「認定代理店制度」というものがあります。

認定代理店制度(パートナー制度とも呼ばれます)とは、媒体が定義する特定条件をクリアした代理店を公式パートナーとして認定する制度です。

認定のロジックは媒体社によって多少の差異はあるものの、基本は広告の取り扱い金額や資格保有者数をベースに決められるので、運用実績のある代理店を見つけたい場合は認定代理店一覧から探すのがおすすめです。

検索や比較メディアで探す

「Web広告 コンサルティング おすすめ」などのキーワードで検索したり、比較メディア(例:ADHOOPなど)を活用して候補を絞り込む方法もあります。

検索する際は「BtoB 広告コンサル」「Google広告 改善戦略」など、自社の業種や課題に即したキーワードで絞ると、より精度の高い候補に出会いやすくなります。

また、ブログやコラム記事も有効な判断材料です。戦略的な視点での示唆や、実際の支援プロセスが具体的に記されている記事は、実力のある会社でなければ書けません。「型通りの一般論」ではなく、実践的なノウハウや事業理解の深さが感じられる発信があるかをチェックするのがおすすめです。

5ステップで理解!コンサル選定の流れ

Web広告のコンサルティング支援を成功させるには、事前準備から選定、契約までのプロセスをしっかり踏むことが大切です。

ここでは、目的整理から契約開始までの流れを5ステップで解説します。

STEP1|コンサル活用の目的を整理する

はじめに、自社がWeb広告コンサルに何を求めるのかを明確にしましょう。優先的に整理しておきたいのは以下の3点です。

  • 事業目標:売上成長率、LTVの向上、商談数の拡大など
  • 広告目標:CV数、CPA、認知率などの広告指標
  • 現状の課題:配信結果やリソース状況、社内体制など

これらを整理しておくことで、コンサルからの提案の質が高まり、目的に合った支援内容が引き出しやすくなります。

また、関連する3C(顧客・競合・自社)やペルソナ情報、制約条件などもあわせて伝えられると、より具体的な打ち手の検討が可能になります。

STEP2|選定の判断基準を明確にする

次に、「どんなコンサル会社を選ぶべきか」の判断基準をあらかじめ定めておきましょう。

以下のような視点で優先順位を整理しておくと、比較検討の際に迷いが減ります。

  • 何をどこまで支援してほしいのか(例:戦略策定のみ/体制構築まで含む/現場への伴走支援も必要 など)
  • 費用感(許容できる月額報酬や、支援工数とのバランス)
  • 重視する条件(運用経験、業界理解、担当者との相性、柔軟性 など)

コンサルは成果の責任を直接負う立場ではなく、目標達成に向けた設計・支援を行うパートナーです。

その前提を理解した上で、自社として「どこまで伴走してほしいか」を明確にしておくことが、ミスマッチ防止に有効です。

STEP3|支援会社に相談する

準備が整ったら、候補となるコンサル会社に問い合わせ、初回相談を設定します。

はじめての相談であっても、上記で整理した与件(目標・課題・制約条件など)を共有することで、相手から具体的な提案を引き出しやすくなります。

既に広告運用を行っている場合は、可能な範囲でアカウントデータやレポート情報の共有を行うと、提案精度が高まります。

「既存の代理店がアカウントを保有していて動きづらい」といったケースでも、NDAの締結や配慮ある説明で開示を進めることで、進行できるケースもあります。

STEP4|支援会社を比較検討する

複数社からの提案を受けたら、事前に決めた判断基準に基づいて比較・検討します。

不明点があれば追加の質問や提案依頼も可能ですが、人気のあるコンサル会社はスケジュールが埋まりやすいため、意思決定は早めが理想です。

また、予算の兼ね合いで金額交渉をしたくなるケースもあると思いますが、報酬を減らす≒支援工数の減少につながる可能性もあるため、基本的には非推奨です。

STEP5|契約・支援開始

依頼先が決まったら契約を締結し、初回のキックオフMTGを実施します。この場では以下の内容をすり合わせておくとスムーズです。

  • 支援のスケジュールや進行体制
  • コミュニケーション方法(定例MTG、チャットなど)
  • 自社サービスや商材に関する事前オリエン(理解を深めるため)

支援開始後も、任せきりにせずコンサルタントと連携をとりながら、成果の最大化に向けて共に進めていく姿勢が重要です。

実行スピードを早めたい場合は運用代行も活用する

Web広告のコンサルティングサービスは、広告の戦略策定や体制構築などの戦略設計においては有効なサービスです。

一方、筋の良い戦略を描けても、戦術面への落とし込みや実行ができなければ、期待する成果を得られない可能性もあります。

そのため、自社にノウハウ・リソースが不足しており、運用業務についても外部パートナーに代行してほしい場合などは、コンサルティングとあわせて運用代行を依頼することも有効です。

参考情報として、運用代行サービスの活用によって、広告の成果が改善した事例をご紹介します。

新規で広告配信して早期に目標達成した事例

Seibii様|ローンチ初期から伴走し、1年で売上20倍を実現

自動車の整備・出張サービスを提供する株式会社Seibii様では、自動車の修理・整備出張サービス「Seibii」のサービスローンチのタイミングから、オーリーズで広告運用支援を行っています。

売上を伸ばしてプロダクトの仮説検証を進める必要があった中で、社内に専任のマーケティング担当者はおらず、代表がマーケティング施策を直接見ている状態。

マーケティングの実行部分に強く、一緒に事業を成長させてくれるパートナーを探していた中で、オーリーズと出会い、Web広告の運用代行を含めたマーケティング支援をご相談いただきました。

代表から、月次の損益やオペレーション情報、プロダクトのイシュー、資金調達のスケジュールまで、事業状況についてリアルタイムに連携を受けながら、Seibiiの事業を成長させるための広告運用支援をカスタマイズで構築。

深い事業理解をもとにした広告運用支援によって、月間の売上を1年で約20倍まで伸長させることが出来ました。

配信中の広告パフォーマンスを改善した事例

ネオジャパン様|代理店変更で前年比140.2%のCVを獲得

ビジネスコミュニケーションツールを提供している株式会社ネオジャパン様では、主力製品であるdesknet`s NEO(デスクネッツ ネオ)をはじめとして、自社製品の認知向上・ホットリード獲得のため広告運用を代理店に委託していました。

長く付き合いのある代理店でしたが、

  • 営業担当と運用担当が分かれており、依頼事項の反映スピードが期待通りでなかった
  • 担当者の異動が多いことから自社商材への理解も低く、自社にマッチした提案が少ない
  • 毎年売上目標が高まっていく中で、リード獲得数が目標を割っており改善提案も少ない

といったお悩みを抱えており、オーリーズへ運用委託を切り替えることを決定。

代理店の切り替え後は、NotionやSlackを活用して高頻度でコミュニケーションを行いながら、広告訴求開発のワークショップや、BIを活用して広告成果を可視化するなど、お互いの目線を合わせるための取り組みを積極的に実施。

結果として、広告品質が大幅に改善し、対前年比で140.2%のCVを獲得することに成功。広告のリード件数が大幅増加しただけでなく、有効リードも増加したことで商談件数も増加させることが出来ました。

よくある質問

最後に、Web広告のコンサルティングサービスの選定でよくある質問をまとめました。

以下は支援会社の選定をおこなっている広告主の方からよくいただく質問ですが、その他お困りごとがありましたらお気軽にオーリーズにご相談ください。(オーリーズへの問い合わせはこちら

Q1.問い合わせフォームには何を記載するべきか?

ほとんどの会社はHP内に問い合わせフォームを設置していますので、基本的には問い合わせフォームの項目に沿って情報記入すれば問題ありません。

ただし、問い合わせフォームに指定の項目が少なく、自由記述欄で何を書いたらよいのか判断に迷う場合もあると思います。

その場合は、以下の問い合わせテンプレートを参考にしてください。

<問い合わせフォーム投稿テンプレート>

Web広告の新規配信or成果改善のご相談をしたいです。
貴社サービスの詳細について伺いたく、一度お打ち合わせの時間を頂戴できますでしょうか。
以下に弊社の状況をまとめております。

■対象サービス
・人材紹介サービス(対象サービスのURL、広告のLPを添付)
■配信媒体
・Google/Yahoo!/Microsoft/Meta/TikTok/LINE/Criteo/その他
■広告予算
・月間〇万円~〇万円ほど配信予定
■CVポイント
・対象LPにおける求職者の会員登録完了
■目標
・CPA〇万円以内で月間CV〇件以上
・現行はCPA〇万円で月間CV〇件
■現在の運用体制
・インハウス/代理店/フリーランス
■課題感と期待事項
・代理店に広告運用を委託していますが、直近半年間でCPAが高騰しており改善の兆しが見えません。コミュニケーションの頻度や質にも不満を抱えています。
・一番の期待事項は、広告成果の改善。広告の戦略や体制面でのアドバイスをお願いしたいです

Q2.運用代行やインハウス支援との違いは?

コンサルティングは、あくまで戦略の設計や改善の方向性を示す立場であり、実務を担う運用代行や、運用スキルを育てるインハウス支援とは役割が異なります。

支援タイプ戦略策定育成支援実務代行
コンサルティング一部助言×
運用代行××
インハウス支援一部助言×

✅運用代行とは

運用代行は、広告の設定・入稿・入札調整・ABテスト・レポーティングなど、広告運用の実務を代行する支援スタイルです。

「手を動かしてくれる存在」として、広告運用に割ける社内リソースがない企業や、スピーディにPDCAを回したい企業に適しています。

  • 施策の実行を任せたい
  • 配信ボリュームが大きく、自社対応が難しい
  • 成果指標(CPA、CVなど)に対して継続的に改善したい

といったニーズに向いています。

✅インハウス支援とは

インハウス支援は、将来的に広告運用を自社で担うことを目指す企業に対し、体制構築やノウハウ移管を行う支援スタイルです。

  • 社内メンバー向けの座学・OJT研修
  • 媒体管理やレポーティングのテンプレート設計
  • 運用フローや業務分担の標準化

など、「自社で回す」ための仕組みと育成支援を提供します。外部に依存せずに広告を継続したい企業に適しています。

Q3.広告運用の体制の選び方は?

上述のように、広告運用の最適な体制は自社の目的や課題、予算などの個別事情によって理想の在り方が異なります。

そのため、一概にこの体制がおすすめといった一律の基準を示すことは難しいですが、以下に各体制ごとの特徴を記載していますので、自社の運用体制を判断する参考材料としてご覧ください。

運用体制メリットデメリット
インハウス運用・PDCAサイクルを高速化しやすく、運用ナレッジを蓄積できる
・外注費用を削減できる
・体制構築と維持の難易度が高い
・評価・育成の仕組みが無いと急な離職やパフォーマンス悪化に対応できない
代理店に運用委託・プロが運用するため広告の成果改善を期待しやすい
・リソースを拡充できる
・広告費と別で代理店への支払いが生じる
・担当者の質に左右されやすい
個人に運用委託・代理店より安価に運用をお願いできる
・リソースを拡充できる
・広告費と別で委託先への支払いが生じる
・担当者の変更が難しい
ハイブリッド運用・各領域ごとで適任者をアサインできるため、運用効率を向上させやすい・体制構築と維持の難易度が高い

広告運用の体制の選び方については、以下の記事で解説していますのであわせてご覧ください。

Q4.運用代行とコンサルティングを併用することは可能?

結論は可能ですが、メリットもデメリットもそれぞれあるため、併用することで達成したい状態を改めてイメージしましょう。

大きなメリットは、コンサルタントの戦略面での知見と運用代行会社の実行力を組み合わせることで、戦略・戦術両面でのより効率的な広告配信が可能になる点です。

また、コンサルティングによる第三者視点での定期評価により、自社や既存支援先では気づきにくい課題や機会を発見することができます。

あわせて、支援会社には短期的な成果を確保してもらいつつ、コンサルティングサービスでは社内ナレッジを蓄積し、段階的な内製化への道筋を立てられるなど支援内容を使い分ける場合もあります。

複数領域の支援を通じて、自社のマーケティングを強化しているケースもあります。

一方で、デメリットは両サービスの利用による総コスト増加、運用代行会社とコンサルタント間の調整に伴うコミュニケーションコストの上昇、そして成果不振時の責任所在が不明確になるリスクなどがあります。

これらのデメリットを認識したうえで、自社でメリットを享受できるかどうかでご検討ください。

Q5.広告予算が少ない場合の体制はどうしたらいい?

記事をご覧になっている方の中には、月間広告費が数万~数十万の事業者の方もいらっしゃるかと思いますが、こちらの予算の場合は代理店だけではなく、インハウス運用か個人支援も選択肢に含めて決定することをおすすめします。

当該予算の場合、代理店の担当者が支援に使える工数が少ないことから、本質的な成果改善が期待しづらく、広告主にとっても代理店にとっても良い支援にならないことが多いです。

そのため、月間の広告費が数十万円規模の場合は、代理店だけではなくインハウスや個人支援など複数の選択肢から判断するのを推奨します。

Q6.コンサル以外の相談先にはどのようなものがある?

Web広告の相談先としては、①広告媒体の相談窓口②広告代理店③個人事業主の3つがあります。

簡易的な判断基準としては、アカウントの初期設定や機能の使い方など、ある程度の正解があるテーマの悩みに関しては、広告媒体のサポートや相談窓口を推奨します。

これらは無料で活用できることが多いため、そちらで確認をしてからそれでも解決しない場合に有料サービスを利用するのがおすすめです。

一方で、予算やターゲティングといった戦略に関わる内容や、アカウントの運用方法に関する相談は、自社の事業や戦略などの個別事情を踏まえて最適解を選ぶ必要が出てくるため、代理店や個人事業主に相談したほうが期待する回答をもらえる可能性は高いです。

あくまで目安となりますが、相談先を選ぶ際は以下の比較表を参考にしてみてください。

まとめ|コンサル活用でWeb広告のパフォーマンスを改善しよう

Web広告のコンサルティングサービスは、自社の戦略や体制を見直す上で有効な手段です。

一方、コンサルティングサービスは選ぶことがゴールではなく、描いた戦略を戦術に落とし込み、実行できるかが重要なポイントです。

支援会社の選定に迷う場合は、ぜひ本記事でご紹介した選定ポイントを参考にしながら、自社の課題を解決してくれる会社を選定してみてください。

なお、弊社オーリーズではWeb広告のコンサルティング支援を行っており、業種や予算を問わず、これまで数多くの事業者の広告成果を改善してきました。

この記事をご一読いただいた上でWeb広告運用に関するお悩みがある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

1人最大4社だから実現できる
まるで内製のようなWeb広告運用代行は「オーリーズ

「コミュニケーションがスムーズで対応がスピーディー」「事業を理解して提案してくれる」といった
お声をいただいているオーリーズは、Web広告を起点に顧客の本質的な課題に向き合います。

【広告成果を最大化するオーリーズの特徴】

  • 顧客の課題にコミットするため、担当社数は最大4社
  • 運用者=顧客窓口だからスピーディーな仮説検証が可能
  • 顧客の半数以上が「強く」おすすめしたいと評価

この記事を書いた人

株式会社オーリーズ

マネージャー

肥田 悟志

新卒にて株式会社ネットマイルに入社。 営業経験を経て、新規事業であるDSP事業の立ち上げや代理販売商材の発掘・販売戦略策定を行い、入社2年目からチームリーダーとして従事。一方で日々広告主に接する中で、マーケターとして中立的な視点のもと、戦略策定から施策の実行まで価値提供を行いたいと思い、オーリーズヘの参画を決意。 マーケターとして、広告主とユーザーに本質的な価値を届けるために、そして広告主の運命共同体となるために、日々邁進している。

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