LPにタブ型ナビを追加し、全広告グループでCVRが向上
前提情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | BtoB製品 |
| 獲得の流れ | 製品名や製品カテゴリ名の検索から検索広告でLPに集め、LP上のCVにつなげる |
| 見ていた指標 | 検索広告のCVR |
問題
ユーザーの多くは、製品名や製品カテゴリ名で検索して、広告からLPに来ていた。検索語句だけを見ると、流入した時点でのユーザーの違いは見えにくかった。
ただ、LPで知りたいことはユーザーごとに違っていた。まず製品の概要やできることを知りたいユーザー、すでに製品を知っていて最短で資料をダウンロードしたいユーザー、特定の用途や強みに関心があるユーザーがいた。一方でLPは、1つの順序で全員に同じ情報を見せていた。
検索語句から関心の違いが見えていれば、広告グループごとにLPの訴求を出し分けられる。このケースでは、流入時点でユーザーの状態も関心も事前に分類しきれず、出し分けの手がかりがなかった。
打ち手
LPを複数に分けるのではなく、既存LPの構成をもとに、ページ最上部へタブ型のナビゲーションを足したLPを用意した。
検索語句だけでは、どのユーザーにどの情報を見せるかを決め打ちする手がかりがなかった。そのため、LP上でユーザー自身に見たい情報を選んでもらう構造にした。
- 製品の概要:まず製品の概要やできることを知りたいユーザー向けの情報
- 資料取得:すでに製品を知っていて、資料取得に進みたいユーザー向けの導線
- 用途別の強み:用途や課題に合わせて、見たい強みを確認できる情報
結果
| 指標 | 結果 |
|---|---|
| CVR(広告グループA) | 既存LP① 1.34%・既存LP② 2.45% → タブ型LP 3.07% |
| CVR(広告グループB) | 既存LP① 2.29%・既存LP② 5.88% → タブ型LP 20.59% |
| CVR(広告グループC) | 既存LP① 1.25%・既存LP② 1.65% → タブ型LP 2.28% |
| CVR(広告グループD) | 既存LP① 1.60%・既存LP② 3.25% → タブ型LP 3.79% |
| 横展開した別製品のCV数 | 約1.3倍 |
約1か月のデータで、検索広告の4つの広告グループすべてで、タブ型LPのCVRが既存LP2本より高い傾向が見られた。広告グループBは20.59%と大きく上がったが、流入量が少なく、数字の振れが大きい。
その後、タブ型LPを他事業部の別製品にも横展開した。別製品でもCVRが改善し、CV数は約1.3倍に増えた。
考察
成果につながった要因
検索語句からはユーザーの関心の違いを見分けられなかったため、運用側で出し分けるのではなく、LP上でユーザー自身に見たい情報を選んでもらう形にした。異なる製品でも同じ構造でCVRが改善したことから、運用側で分類しきれないユーザーには、ユーザー自身に選んでもらう構造が有効だったと考えている。
この打ち手が合う状況
検索広告のユーザーの多くが製品名やカテゴリ名で検索していて、LPで知りたいことはユーザーごとに違うのに、その違いを検索語句から見分けられない場合に合う。検索語句から関心の違いが見えている場合は、広告グループごとにLPの訴求を出し分ける打ち手が先に候補になる。
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