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- 吉川 千咲
YouTube広告のエンゲージビューコンバージョン(EVC)とは?
いまや最も身近な動画サービスとも言える「YouTube」。テレビよりもYouTubeを見ている時間が長いというかたも多いのではないでしょうか。
YouTube広告は、動画視聴開始前や動画再生中に広告が流れるので、多くのユーザーに広告を配信することができます。
大きな効果が期待できるYouTube広告ですが、一方で直接的な効果が分かりにくいため評価が難しい媒体のひとつでもあります。
今回はYouTube広告の間接効果を確認する指標の1種である「YouTubeエンゲージ ビュー コンバージョン(EVC)」の設定方法と確認方法を解説します。
参考:Youtube広告(公式)
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目次
YouTubeエンゲージ ビュー コンバージョン(EVC)とは?
YouTubeエンゲージ ビュー コンバージョン(EVC)とは、ユーザーがYouTube動画を10秒以上視聴し、動画視聴から3日以内にWEBサイト上でコンバージョン(購入)に至った時に計測されるイベントのことです。
つまり、「YouTubeを見た後に他チャネルでの購入がどれくらいあったか」を確認することができる指標です。
【参考】[GA4] YouTube ウェブ エンゲージ ビュー コンバージョン イベント – アナリティクス ヘルプ (google.com)
YouTubeエンゲージ ビュー コンバージョンの設定方法
YouTubeエンゲージ ビュー コンバージョンを計測するためには
・ Google広告とGA4が連携されている
・ Googleシグナルが有効になっている
の2つの条件を満たしている必要があります。
それぞれの設定・確認方法は下記の通りです。
Google広告とGA4の連携を確認する方法
1.GA4の左下の「管理」をクリック
2.「サービス間のリンク設定」から「Google広告のリンク」を選択
右側の欄に該当のGoogleアカウントが表示されていればGA4とGoogleアカウントの連携は完了しています。
※アカウントが表示されていない場合は3へ
3.検索欄にアカウントIDを入力し、「リンク」をクリック
【参考】[GA4] Google 広告とアナリティクスをリンクする
Googleシグナルが有効か確認する方法
1.GA4の左下の「管理」をクリック
2.「プロパティ設定」をクリック
3.「データの収集と修正」から「データの収集」を選択
4.「Googleシグナルのデータ収集」の「設定」をクリック
5.「Googleシグナルを有効にする」の「続行」をクリック
6.「Googleシグナルを有効にする」の「有効にする」をクリック
7.右上のマークが右にスライドされていればシグナルが有効
YouTubeエンゲージ ビュー コンバージョンを確認するには
1.レポート>ライフサイクル>集客>ユーザー獲得の順で進む
2.クロス集計のレポートのディメンションを「ユーザーの最初の Google 広告の広告ネットワーク タイプ」に変更
3.「YouTube」の指標が確認できればOK
💡 補足
レポート画面でライフサイクルメニューが非表示になっている場合は下記手順でコレクションからメニューを追加してください。
①左メニューの「ライブラリ」をクリック
※変更権限がないと「ライブラリ」は表示されません。その場合は管理者に問い合わせてください。
②「新しいコレクションを作成」をクリック
③テンプレート一覧から「ライフサイクル」をクリック
④次の画面でそのまま「保存」をクリックし、保存されたら「←戻る」でレポート画面に戻る
⑤レポート画面のコレクションに追加された「ライフサイクル」の右上メニューから「公開」をクリック
⑥コレクションが公開ステータスになると左メニューに表示される
まとめ
冒頭でお話したようにYouTube広告は、直接的な効果が分かりにくく評価が難しいため、計測できるデータだけでなく、指名検索数や新規ユーザー数など様々な指標を参考に総合的に判断します。
どの程度貢献しているのか確認したい場合には、YouTubeエンゲージ ビュー コンバージョンを評価指標の1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
(その他YouTube広告に関する記事はこちらをご参照ください)
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