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保険営業からストラテジストへ。ライフステージが変わっても挑戦できるオーリーズの魅力
「あなたを、叶える」を使命に掲げるオーリーズ。「クライアントの成果」と「メンバーの成長」をキーワードに、一人ひとりがありたい姿へと近づいていける環境を追求しています。
今回は、大手保険会社の営業から広告運用コンサルタントへ。オーリーズで新しいキャリアを実現している吉川さんにお話を伺いました。
新卒にて大手損害保険会社へ入社し、営業職としてキャリアをスタート。代理店の保険販売サポート、マネジメント業務に従事。クライアントワークを通じて、スキルの幅を広げ、より深い領域で支援・課題解決ができる人材になりたいという想いからオーリーズへ入社。広告主、ユーザ双方に価値のある広告運用のプロフェッショナルを目指し邁進中。
他の業界でも通用する「課題解決力」を身につけたい
- 本日はよろしくお願いします。吉川さんは他業種からのキャリアチェンジですよね。前職ではどのようなお仕事をされていたんですか?
大学卒業後、損害保険の営業担当としてキャリアをスタートしました。約5年の在籍期間中、得意先である自動車ディーラー各社を周りながら、保険販売のサポートや契約の管理に従事していました。
当時は会社中心の生活。自身のキャリアを積み上げるために仕事に没頭していましたね。
- 仕事に邁進される中で、キャリアを見つめ直したきっかけはなんだったのでしょうか?
きっかけは2020年の緊急事態宣言でした。自宅にいる時間が長くなって、自分と向き合う時間も増えたんですよね。
そんな中で、ふと「自分の持つスキルは今の会社以外で通用するのかな」と危機感を覚えたんです。安定した保険業界で長く働けるイメージはあったものの「キャリアの幅を広げる」という観点では、少し不安だなと……。他業界での経験もしておくべきだと考えて、転職を決めました。
ー 次のステップはいろいろ迷われたと思いますが、どんな軸でキャリアを検討されたのでしょうか?
「本質的な課題解決力を身につけたい」という気持ちが軸にありました。
前職時代、営業担当として保険商材を販売していたわけですが、深いところまで支援できているという実感は少なかったんです。そこで「商材を提供するだけでなく、お客様の本質的な課題解決を支援したい」と次のキャリアを模索していました。
そんな中で辿り着いたのがマーケティング支援ができる広告代理店。未経験領域への挑戦になるので、いきなり事業会社に入るよりも、さまざまな企業の課題に向き合える代理店の方がスキルの幅が広がるだろうと考えていました。
ー 広告代理店の中でもオーリーズを選んだ理由を教えてください。
いくつか理由はあるのですが、まずは「シンプルに良い会社だな」と直感しました。
私自身は結婚や出産を迎えても長くキャリアを築いていきたいという想いがあるので、産育休の制度や会社のフォローはどんなものだろうと気になっていたんです。
当時のオーリーズは「はじめての育休取得メンバーが出た」というくらいのタイミング。大手企業の安定感と比べると、制度面には一抹の不安は感じてしまっていました。
ですが、これから育休取得をするメンバーに必要だと思うことを聞きながら、少しずつサポート体制を整えているというエピソードを聞いて、現時点で整っていないところがあったとしても「この会社ならきっと向き合ってくれる」と感じましたね。
また、オーリーズでは「顧客責任者=運用責任者」と、一気通貫のスキルを身につけられる点にも惹かれました。分業制になっている広告代理店もある中で、オーリーズでは窓口対応と運用業務のどちらも経験できます。平均担当社数も少なめに設定されており、一社一社の課題にしっかり向き合えるのも魅力的でした。
お客様が「何を求めているのか」を先読みして動く
- オーリーズでは、どのような仕事をしているのでしょうか?
現在はECサイト周りのプロジェクトを担当する「コマースチーム」に所属し、コスメやエステ商材のEC案件を担当しています。約1年前から案件責任者も任せていただき、チームのメンバーと一緒にお客様の課題解決に向き合う日々です。
また、よりキャリアの幅を広げたいと考え、社内の有志プロジェクトとして「クリエイティブチーム」にも参画。 社内のクリエイティブ制作におけるデザインやディレクションに携わっています。
ー 仕事の内容はもちろん、環境面も前職と違いが大きかったと思いますが……。
そうですね。オーリーズでは、データに基づいた根拠や仮説を持って仕事を進めています。前職では、そういう視点を持っていなかったので、当初はなかなか慣れませんでした。
業界の専門用語も多く、入社した当初は英語三文字の単語に大混乱。よく使う用語を付箋に書いて、PCの横に貼ったりしていましたね。
実はExcelもそんなに得意ではなくて、既存のフォーマットにデータを入力できるレベルでした。オーリーズに入社してから「漫画で分かるExcel」みたいな書籍を買って、半泣きで関数を勉強した記憶があります(笑)。
ー 使い慣れてないと大変ですよね。クライアントとコミュニケーションを取る上で、営業時代のご経験は活きていますか?
おっしゃる通りで、前職で身につけた「対人スキル」は活かせていると思います。
お客様やメンバーと話す時に「この人は何を重視しているんだろう」と、いわゆる刺さるポイントを探るのが習慣になっているんです。
たとえば、心配性なお客様に対しては「いつもより細かく伝えよう」とか、コミュニケーション重視のお客様には「少し雑談を挟もうかな」と考えていますね。
実際に、SQ(サービス・クオリティ)インタビューのお客様からの回答でも、自分が「多分こうした方が良いだろう」と思って行動したことが、良い評価を得ていたので一つの強みになっているなと感じていますね。
ー よく人を見ているんですね。コミュニケーションにおいて、他にも心がけていることがあれば教えてください。
とくに、テキストコミュニケーションにおける「言葉選び」には、気をつけています。
直接の会話であれば、ジェスチャーや表情でニュアンスも伝わりますが、テキストのみのやり取りだと齟齬が生まれがち。認識齟齬が起きないように注意しています。
相手が伝えたいニュアンスを確認したい時は、可能性のある選択肢を用意して「どのニュアンスがよりイメージと近いか」を聞いたりしますし、それは一緒にプロジェクトに入っているメンバーにも気を配ってもらうようにしていますね。
また、レスポンススピードも大切です。相手の顔が見えない状態のやり取りをしている時に、3〜4時間返信がないと「本当に見てるのかな」と不安になるんですよね。
たとえ、すぐには回答できないことでも「確認するのでお待ちください」という一次返信は必ずするようにしています。
意見に耳を傾けてくれるから安心して働ける
- あらためて、オーリーズの魅力を教えてください。
入社を決めた時に感じていた魅力と「ギャップがない」というが良いところですね。
面接の時には良い側面しか見えなくて、入社してみて「あれ?」と思う企業もあると思うんです。いわゆる「こんなはずじゃなかったのに」というのを、オーリーズでは感じていません。
実は新たなライフイベントが発生して、働き方を変えたいタイミングがきたんです。ただ、現状の制度では「もうちょっとこうしてほしいな……」と思うところがあって、思い切ってマネージャーに相談しました。
すると、すぐに人事部門に上申してくれて「どんな制度だったら良いと思うか」といったヒアリングを受けたんです。面接時に感じた「向き合ってくれそう」という印象通りでしたね。
実際に制度も変わりつつあって、声をあげて良かったと思っています。
- 声を上げた時にちゃんと耳を傾けてもらえると安心ですよね。
そうですね。正直、ベンチャー企業に入社したからには「福利厚生は期待できないだろう」と思っていたんです。しかし、オーリーズには「使いたい」と思える制度が充実していました。
リモートワークの環境を整える「作業環境構築サポート」や書籍購入・セミナー受講を補助してくれる「自己啓発制度」、健康管理を支援する「フィットネス費用支給」など、働きやすさと成長を叶えてくれる制度がこれだけ揃っているのは「社員の声を聞いているからこそ」なのかなと思っています。
また、私のように業界未経験のメンバーも多いので、お互いに教え合う文化があって、質問しやすい雰囲気です。業界経験の長いベテランメンバーも率先してナレッジを共有してくれるカルチャーがあるので心強いですね。
ライフステージが変わっても挑戦し続けたい
- 最後に、今後の目標を教えてください!
私自身、新たなライフステージを迎えつつありますが、これからもさまざまな挑戦は続けていきたいと思っています。
組織としてもグループ会社を増やし、ケイパビリティを広げる動きを加速させているフェーズ。そんな中で、広告運用にとどまらないマーケティング領域の知見と経験を獲得していきたいです。
広告運用という手段に閉じず、動画を用いた認知獲得施策やCRM領域なども少しずつ学びながらお客様と一緒に課題解決を頑張っていきたいと考えています。
- お客様の課題と真剣に向き合う姿勢を感じました。これからも頑張ってください!
[取材構成編集・文]神谷愛美子
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