【Google 広告】DSAで複数の動的広告ターゲットを並走させる際の注意点

【Google 広告】DSAで複数の動的広告ターゲットを並走させる際の注意点

Google広告の同一アカウント内で、現在広告配信をしているWEBサイトに加えて、「そのWEBサイトのサブドメインのサイト」に対しても広告配信をすることになりました。

これまでDSA(動的検索広告)を実施しており、成果が良かったのでサブドメインのサイトに対しても実施をしようと考えました。しかし、サブドメインの内容から、現在配信しているDSAとターゲットが重複する可能性が高く、既存施策とのバッティングが気になったため、念のため仕様を調べてみました。簡単ですがその内容を共有します。

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結論

ターゲットURLにサブドメインを設定すること自体は可能です。

そのうえで、同じアカウントからの検索語句に対して広告を掲載できる動的広告ターゲットが 2 つ以上ある場合、対象が絞り込まれているほうのターゲットで広告が掲載されます。

  • 例1:複数のキャンペーンでメインドメインとサブドメインをそれぞれターゲットに設定している場合、より対象が絞り込まれているドメインの広告が優先して配信される
  • 例2:「特定カテゴリ」と「URL個別指定」でターゲットを設定している場合、対象がより絞り込まれているURL個別指定の設定が優先される

動的広告ターゲットの重複

同じアカウントからの検索語句に対して広告を掲載できる動的広告ターゲットが 2 つある場合、対象が絞り込まれているほうのターゲットで広告が掲載されます。たとえば、特定のカテゴリと URL_Equals ターゲットをターゲティングしている場合、対象がより絞り込まれている URL_Equals ターゲットで広告が掲載されます。URL_Equals ターゲットで広告を掲載できない場合(ターゲットが一時停止されている場合や、キャンペーンの予算が不足している場合など)、その URL でカテゴリの広告の掲載が開始される可能性があります。

私が対応した今回のケースでは、この仕様のおかげで概ね問題なくターゲティングができました。

DSAはキーワード設定が存在せず、ターゲティングが配信対象に設定するページの内容に依存するため、カテゴリやURL指定などでコントロールが難しい場合は、除外キーワードで相互除外を行う必要があります。

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この記事を書いた人

株式会社オーリーズ

マネージャー

川島 崇志

新卒にて株式会社PLAN-Bに入社、営業職としてキャリアをスタートし、様々な業種の広告主に対して、SEM、ウェブサイト制作やコンテンツマーケティングなど、Webプロモーションを経験。広告運用が日進月歩で高度化する中で、設計・運用・デリバリー業務と一貫して支援できるスキルの必要性を感じたことから、オーリーズに入社。 手段に囚われず課題を解決する運用者であることを自身のミッションとし、日々支援に臨む。

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