Microsoft広告で注意すべき「オーディエンス広告」

Microsoft広告で注意すべき「オーディエンス広告」

オーディエンス広告の設定・変更なら
スピーディーな実行・検証力が強みの「オーリーズ

Microsoftのオーディエンス広告の設定・変更は、コミュニケーション・対応スピードが強みのオーリーズへ。
戦略設計から実行・改善まで顧客の本質的な課題にコミットします。

【広告成果を最大化するオーリーズの特徴】

  • 顧客の課題にコミットするため、担当社数は最大4社
  • 運用者=顧客窓口だからスピーディーな仮説検証が可能
  • 顧客の半数以上が「強く」おすすめしたいと評価

Microsoft広告のオーディエンス広告とは

Microsoft オーディエンス広告はMicrosoft Audience Networkに表示される広告で、画像ベースの広告とフィードベースの広告の 2 つの広告形式が存在します。

広告はレスポンシブで配置されるページのサイズや形状に合わせて自動的に調整されます。

日本におけるMicrosoft Audience Networkに含まれるサイトは2022年10月時点ではMSN、Outlook、Edge、Bingとなっています。(海外サイトではCBSスポーツやFOXビジネスなどにも掲載)

参考

オーディエンス広告とオーディエンスキャンペーン

オーディエンス広告は検索・ショッピングキャンペーンにおいても自動生成されて、キャンペーンの一部として機能します。

オーディエンスキャンペーンはオーディエンス広告専用のキャンペーンで、独立して調整することが可能です。

オーディエンスキャンペーンはGoogleでのディスプレイキャンペーンのような(かなり掲載面が少ないものの)広告キャンペーンです。Google広告からディスプレイキャンペーンをインポートするとオーディエンスキャンペーンに変換されます。

検索・ショッピングキャンペーンのオーディエンス広告を停止する方法

オーディエンスキャンペーンを作成していなくても、オーディエンス広告は検索・ショッピングキャンペーンの設定内容から自動で生成され、配信が行われています。

ヘルプページには「入札単価を調整して、Microsoft オーディエンス広告への参加レベルを設定する」という記載がありましたが、アップデートによりオーディエンス広告の入札調整機能は削除されているため、オーディエンス広告を出さないためにはその他の方法で対処する必要があります。

現時点では、「オーディエンス広告」の機能を停止する設定はできませんが、除外設定の除外するWebサイトにMicrosoft Audience Networkのサイトを追加することで実質的にオーディエンス広告を停止することができます

この方法は、MicrosoftのLiveChatへの問い合わせで確認をしたため、問い合わせ内容と回答についても以下に記載します。

Microsoft LiveChatの回答

ヘルプページに記載のあった入札単価を調整する部分が見当たらなかったため、LiveChatに以下の問い合わせを行いました。

  • 問い合わせ内容
    • オーディエンス広告を止めたいのだが、どのようにな方法で止められるのか
    • ヘルプページでは、入札の最低引き下げである-100%にすれば止まると書いてあったが、オーディエンス広告の入札調整はどこでできるのか
  • 回答内容
    • オーディエンス広告」の機能を停止する設定は現時点ではできない 「新しいアップデートがあり、オーディエンス広告の入札調整機能が削除された。」とのことでした。
    • Webサイトの除外による対応 現在は、除外設定のWebサイトにMicrosoft Audience Networkのサイトを追加することで停止することができます。
      • 2022年10月時点の日本における対象サイトはmsn.comoutlook.live.comoutlook.com, bing.com
      • キャンペーン・広告グループ単位どちらでも設定可能
      • bing.comを除外サイトに追加した際の検索広告への影響
        • bing.comを追加することで通常の検索にも影響があるのではないかと尋ねたところ、「bing.comの追加はオーディエンスでの表示のみを除外します。これはbing.comの検索トラフィックを非表示にする際にウェブサイト除外を使用することができないためです。」という回答をいただきました。実際に除外を開始してから検索広告の挙動にも問題はありませんでした。

💡 【設定方法】
除外したいキャンペーンもしくは広告グループを選択、設定>詳細なキャンペーン設定>除外設定のWebサイト内に対象サイトを記入

  • 注意点
    日本におけるMicrosoft Audience Networkのサイトは今後増えることが予想される(公式でさらに増える予定と記載あり)ため、新たな配信サイトが追加された場合、オーディエンス広告が出てしまうことには注意が必要です。

参考:Microsoft LiveChatについて

Microsoft広告は日本語の問い合わせ窓口を設置していますが、対応時間が限られていますし、まだ体制が十分に整っていない部分もあるようです。

言語設定を英語にすることでLiveChatが利用でき、LiveChatの方が早く回答を得られる場合もあるので、英語での問い合わせに抵抗の無い方、翻訳サイトなどを使って問い合わせ対応ができる方はLiveChatを使ってみてもよいかと思います。

💡 LiveChatのつなぎ方
言語設定を英語に変更後、ヘルプ>ヘルプ記事の参照(一番上)>表示されたポップアップからLiveChatにつなぐ

Microsoft広告は、bingからの流入が一定程度あるサイトの集客においては取り組む価値があると思いますし、Googleから設定やキャンペーンをインポートして簡単に始められるので、ぜひ取り組んでみていかがでしょうか。

オーディエンス広告の困りごとは
スピーディーな実行と検証力が強みの「オーリーズ

Microsoftのオーディエンス広告に関することは、コミュニケーション・対応スピードが強みのオーリーズへ。
戦略設計から実行・改善まで顧客の本質的な課題にコミットします。

【広告成果を最大化するオーリーズの特徴】

  • 顧客の課題にコミットするため、担当社数は最大4社
  • 運用者=顧客窓口だからスピーディーな仮説検証が可能
  • 顧客の半数以上が「強く」おすすめしたいと評価

この記事を書いた人

株式会社オーリーズ

アドオペレーションズ・ストラテジスト

安藤 咲紀

新卒で総合商社のアウトソーシング会社で総務の仕事に従事。新型コロナ対応など目まぐるしい状況変化に対応する中で、より積極的にクライアントの問題解決の提案を行いたいという想いからデジタルマーケティング領域への転職を決意。顧客の問題解決に深く向き合える環境に魅力を感じ、オーリーズに入社。

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