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【TikTok広告】Pangleを意識したクリエイティブ作成のコツ
TikTok広告は「TikTok」「Buzz Video」(2022年末でサービス終了)「Pangle」と3つのプラットフォーム(プレースメント)と接続しており、それぞれクリエイティブの枠や見え方が異なります。
それぞれの特徴を抑えて、配信量の多いプレースメントに表示されることを想定したクリエイティブを作成すると、更なるパフォーマンスの向上が期待できるので、今回はPangleを例にTikTok広告の動画クリエイティブ作成のコツをご紹介します。
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目次
3つのプレースメントの違いを把握する
①TikTok
②Buzz Video(2022年末でサービス終了)
③Pangle
プラットフォームごとに見え方が異なる
Pangle面を意識したクリエイティブ作成の例
本記事でケースとして取り上げるTikTok広告アカウントでは、「自動プレースメント」を選択して配信をしたところ、ほとんどがPangleでの配信になりました。ということで、Pangleの特徴を意識したクリエイティブの改善についてご紹介します。
Pangleは、全画面占有で広告表示される「動画リワード広告(例:漫画アプリ内で動画広告を視聴すると報酬が得られる)」や「インタースティシャル広告」が多いため、全画面の動画が15~30秒流れる形式が多いです。
Pangle面の特徴
- 音楽はOFFで視聴される可能性高い
- TikTokと比べるとローテンポなクリエイティブが馴染みやすい
- ポイント獲得のために強制視聴になり、視線を向けてもらいやすい
- プラットフォームの仕様上、動画尺は15~20秒程度が望ましい
これらを踏まえて、構成のコンセプトは「テキストをメインにして、説明口調にする」ことにしました。
TikTok面ではアップテンポなUGCコンテンツが溢れており、その間に広告が流れます。一方でPangle面は、ゲームや漫画、謎解きアプリなどの間に広告が表示されるので、その視聴体験を前提にしたクリエイティブを用意することが望ましいです。よって、BPMテンポは「120以上から半分」に下げ、TikTok面向けのクリエイティブよりもローテンポなものを用意しました。
これらの特徴を抑えながら、素材と訴求を変えた複数のクリエイティブを2週間程度で評価しながら改善を進め、成果の向上につなげることができました。
TikTok広告クリエイティブ作成のコツ
以上が、Pangle面を意識したクリエイティブ作成のポイントでした。以下は、Pangleに限らないTikTok広告クリエイティブ作成のポイントです。ややPangle面との違いが伺えます。
- クリエイティブの入れ替えの頻度は「週1回、2~3個を新規追加」が推奨
- BPM120以上の曲が推奨。BPM120以下の楽曲に比べると「3秒再生率」「10秒再生率」「再生完了率」のいずれも高くなる。(メトロノームアプリ「Tempo」などでテンポを測ることができます)
- 「切り替え」の多い構成で、情報を詰め込むと完全視聴率が高まる
- 秒数は10秒以上が推奨。(9秒以下だと広告グループの最適化案でアラートが出る)
おわりに
プラットフォームの推奨するべストプラクティスを参考にしつつも、自動最適化に任せすぎず、各配信面の特徴を踏まえたクリエイティブを用意することが重要です。
本記事がTikTok広告のクリエイティブ改善のお役に立てば幸いです!
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