【Criteo】ユーザーユニークでコンバージョンを計測する方法

【Criteo】ユーザーユニークでコンバージョンを計測する方法

Criteoは小売りなどBtoC向けのプロダクトがメインの媒体ですが、BtoBの企業でも使い方を工夫することで十分活用することができます。

今回はユーザーユニーク(同一日かつ、同一ユーザー)でコンバージョン計測をするためのタグ設定について紹介します。

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背景

BtoBのビジネスを展開する企業では問い合わせや資料請求をコンバージョンポイントとして計測することが多いでしょう。

その際、同じ人が複数の資料をダウンロードしても、それぞれのダウンロードによって売上が生まれるわけではないので、コンバージョンは1件としてカウントしたいというケースは多いと思います。

しかしCriteoでは、Googleとは異なりデフォルトではユーザーユニークでのカウントができない仕様となっているため、コンバージョン数と本来カウントしたいリード数との間にズレが生じてしまいます。

ユーザーユニークでの計測ができないとリードベースではCPAが高いので配信を抑えたいのに、媒体コンバージョンベースではCPAがよいため配信がむしろ伸びてしまうといったことが起こってしまいます。

前提

同一日同一ユーザーから複数コンバージョンがあった場合1件としてカウントする」という設定を行うことでユーザーユニークでの計測ができるようにします。

実装方法は複数ありますが、ユーザーを識別する値を取得していない場合において比較的簡単な方法をご紹介します。

タグ設定方法

今回はユーザーを識別するためにgtag.js(Google系のタグ)によって付与されるユーザーIDを利用します。

下記Criteoのコンバージョントラッカーの「Transation ID」の部分にgtagのユーザーIDをいれます。

<script type="text/javascript">
    window.criteo_q = window.criteo_q || [];
    window.criteo_q.push(
            { event: "setAccount", account: ##Account ID## },
            { event: "setSiteType", type: deviceType},
            { event: "setEmail", email: ##Email Address##, hash_method: ##Hash Method##},
            { event: "trackTransaction", id: "##Transaction ID##", item: [
                        {id: "##Product Id##", price: "##Price##", quantity: "##Quantity##" }
    );
</script>

参考:Cookie とユーザーの識別  |  Google for Developers

その際、ユーザーIDに日付を加えた値を返すよう設定します。ユーザーIDと日付でユニークなキーを作成するイメージです。

例)

  • ユーザーID:123456789
  • 日付   :2023/06/01

  • 作成した値:12345678920230601

下記が実装コード例になります。デフォルトのトラッカーに太字箇所を追記しています。

<script type="text/javascript">
    var dt = new Date();
    var user_id = document.cookie.split("_ga=")[1].split("; ")[0].split('.').slice(2).join('-');
    var dt_user_id = dt.getFullYear() + ("00" + (dt.getMonth()+1)).slice(-2) + ("00" + (dt.getDate())).slice(-2) + "-" + user_id;
    window.criteo_q = window.criteo_q || [];
    window.criteo_q.push(
            { event: "setAccount", account: ##Account ID## },
            { event: "setSiteType", type: deviceType},
            { event: "setEmail", email: ##Email Address##, hash_method: ##Hash Method##},
            { event: "trackTransaction", id: **dt_user_id** , item: [
                        {id: "##Product Id##", price: "##Price##", quantity: "##Quantity##" }
    );
</script>

注意点

gtagが設定しているCookieを使用しているため、Cookieが何らかの理由で紐づいていない場合は別ユーザーとしてカウントされます。

例)同一ユーザーがPCとスマホでそれぞれコンバージョンした場合、2件とカウントされる

また、gtagでユーザーを識別する以外の方法においても「日別で計測をする場合」に気をつけておきたいのは、日付が変わるタイミングで入札が強化される可能性があるという点です。

例えばあるユーザーが23:59にコンバージョンした後、同一ユーザーが日付の変わった00:01に再度コンバージョンした場合、日別で計測しているためそれぞれが別のコンバージョンとしてカウントされます。

file

日付をまたいだ後にコンバージョンが多く発生すると媒体が認識した結果、配信が伸びてしまうことが起こり得ます。

ただ深夜のため全体に影響を与えるだけの影響はあまりないことも多く、頭の片隅に置いてもらえればと思います。

まとめ

ユーザーIDと日付をキーにすることでコンバージョンをユーザーユニークで計測する方法を紹介しました。

大きな改修ではなく工数もかからず実装できますので、BtoBの案件でCriteoを利用しようとしている方、既に利用している方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

(その他Criteo独自の仕様に関してはこちらの記事でまとめています)

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この記事を書いた人

株式会社オーリーズ

アドオペレーションズ・ストラテジスト

清水 健太

大学卒業後、アクセンチュアに入社。ITコンサルタントとして大手ハイテク企業に対し主にCRM(Salesforce)導入の要件定義・PMO・カスタマーサクセスに携わる。CRM導入支援を通じてデータが十分にマーケティング活用されていないことを目の当たりにし、デジタルマーケティングの道に進むことを決意。オーリーズでは「手を動かせるコンサルタント」を目指し日々邁進中。

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