【新人賞 受賞者インタビュー】相手への配慮を忘れない。オーリーズでも活きた関係性構築力

【新人賞 受賞者インタビュー】相手への配慮を忘れない。オーリーズでも活きた関係性構築力

メンバーの貢献や行動に対して、さまざまな称賛の場を設けているオーリーズ。夏季と冬季の年2回開催されるAll’s CAMPでは、半期ごとにバリューを体現したメンバーの表彰を行っています。

今回は「2024年夏季 新人賞」を受賞した若松さんにインタビュー。受賞のお気持ちや活躍の秘訣をお聞きしました。

在学中に都内レコーディングスタジオでインターンを開始し、その後レコード会社や芸能事務所、キャスティング会社などで営業、制作ディレクターとして従事。クライアントの販促施策・PR施策にキャスティングディレクターとして関わるうちに、よりクライアントに近い立場と手法で課題解決に向き合いたいと感じ転職を決意。営業から広告運用までの全工程に携われるスタイルと、組織文化に惹かれオーリーズへ入社。

*All’s CAMPとは?
半期単位で開催される全社総会イベント。会社の戦略・方針共有やMVP賞・新人賞の授賞式も実施している。
*オーリーズの3つのバリュー
※2023年冬季 新人賞 受賞者インタビューはこちら

代理店としてのスタンスが定まらない中でも顧客視点を貫いた

新人賞の受賞おめでとうございます!まずは、受賞の感想を教えてください。

ありがとうございます。受賞時、真っ先に思い浮かんだことは「あ!照明上げないと!」でした(笑)。実は今回All’s CAMPの企画側としてイベント運営をしていたので、照明の調整に集中していたんです。まさか受賞すると思っていなかったので、名前を呼ばれた時は「間違いじゃない?」と疑ったくらいです。

- ご自身のどんな点が評価されたと思いますか?

「顧客ファーストの思想に行動量が伴った」のだと理解しています。

お客様や同僚と関係を構築する際は、極力相手の立場に立って問題発見や課題解決について考慮することは前職のときからすごく意識していました。

私は代理店で働くのが初めてだったので、最初の頃は広告代理店としてのスタンスの取り方に困った記憶があります。一般的に、代理店としては具象を集めて根拠を立てて表明する必要があるわけですが、単に現状の成果が悪い部分についてつらつらと挙げ連ねたとしても、顧客からすると「だから何?」となるんですよね。

課題を提示するだけでなく「だからどうする?」を顧客目線で捉えて、Sowhatを一緒に解決しようという思いで支援に取り組んでいました。

 具体的にどんな部分を工夫されましたか?

私は2社のクライアントの支援に携わっていたのですが、いずれも自分が顧客側になったと思って、顧客の目先の目標を必ず達成しようという思いでアクションしていました。

2社のうち1社は先方の担当者が代理店出身者ということもありリテラシーが高かったので、広告領域の知識ですぐに互角になれない分、せめてお客様のサービスには誰よりも詳しくあろうという想いでとにかく事業理解を深めにいきました。具体的な手段としてはひたすらサービスサイトを読み漁ったり、エンドユーザーの口コミに片っ端から目を通したり。広告領域においては私の経験が浅いので、チームにいた運用型広告の経験者に適宜頼っていました。

マネージャーからは、インプットの過程で得た情報をノウハウとして社内に共有したこともアセット志向だという評価をいただきました。

「相手の自尊心を傷つけない」配慮を大切にする

若松さんが仕事をする上で心がけていることを教えてください。

「ユーモアの範疇を出たところで相手の自尊心を傷つけない」ことは常に気をつけていますね。前職時代の尊敬する先輩から教わったことなのですが、相手の自尊心が傷つくような言葉を安直に使うと、結果として相手の自信を奪ってしまうことになるんですよね。万が一、顧客の前でその自信の無さが出てしまうと、致命的な定性評価の低下にも繋がりかねません。

だから基本的にどの年次の人とも「ユーモアの外=普通の仕事の場面」では敬語で接するようにしていますし、相手の時間を奪うスケジュールの変更の場合にも必ず一言添えるとか、そういった配慮は社会人として働く上でのポリシーとして日々意識しています。

- たしかに、若松さんはいつも丁寧に周囲とコミュニケーションをとっている印象があります。

そうですね。ただ、面白いと思うときは砕けたコミュニケーションをとることもあります。結局ユーモアが一番大事だと思っているので。冗談が通じなくなったらおしまいだと思っています。

話せばわかる人が多いのがオーリーズの魅力

- ムードメーカーとして明るく場を盛り上げている若松さんの姿も印象的ですが、今困っていることや壁に感じていることはありますか?

今まではどちらかと言うと他転用しにくい、専門性の高い案件をメインで携わってきたこともあって運用型広告の経験があまり積めていなかったんです。そんな中で初めて運用型広告の領域を任された時は、キャッチアップが大変でした。

今では段々と分かり始めてきていて、逆に自我が芽生えてきたことによってその狭間で苦しんでいます。

ー 解像度が上がったからこそ違和感を持つ瞬間も増えてきたということでしょうか?

そうですね。自分が既存メンバーと同じ視座を持てるようになってから新しいことに着手するよう心がけていますが、自分の成長スピードを上げるためにペースアップしたい思いもあるので、そこのコントロールが大変だなと感じています。

ー日頃から細部まで意識して仕事と向き合っているんですね。そんな若松さんが感じているオーリーズの魅力はどんなところでしょう?

「アセット志向」の強さに魅力を感じます。各自の業務で得た知見・ノウハウ=アセットを組織に還元することを会社が推奨しているのですが、実際に多くのメンバーが積極的に情報発信をしていて、私自身毎日良い刺激を受けています。

あと全然関係ないですが、オフィス移転も楽しみです(笑)。場所が茅場町から赤坂に移り、オフィスの規模も一気に大きくなるので、会社の成長が感じられてより一層やる気が出ますね。

自分の支援のケイパビリティを広げていきたい

- 最後に、今後の目標を教えてください!

まずはクライアント売上目標を達成し続けること。あとは自分の強みを活かしながらもどんどん支援のケイパビリティを広げていきたいという目標があります。オーリーズとしての売上目標があると思うので、自分のケイパビリティを広げることでそれに貢献できたらなおベターだと思っています。

自分の強みを活かすという意味合いでは、オーリーズではまだ全く強みを活かせていないと思っているんです。営業もしていないし、SNSもやっていないし……これまで獲得してきた資産を何も使えていないので、何かしら活かしたいなと。

さらに年齢も年齢なので、広告運用のベースをしっかり固めたら、次のステップに進みたいと思っています。その具体としてはオーリーズの中で信頼と結果を積み重ねてマネージャーレイヤーを目指していくということにも前向きですし、場合によってはオーリーズではない場所を選ぶという選択肢もあるのかもしれません。今時点で転職を考えているわけではないので、あくまでオーリーズ内でのステップアップの方がイメージを持てていますが、その時に相対している顧客に必要な支援を届けるために、オーリーズで得た知識経験を活かして最も輝ける場所で活躍したいと思っています。

今後の活躍にも期待ですね。本日は素敵なお話をありがとうございました!

[取材構成編集・文]鶴本優希



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