【Google 広告】管理画面にオフラインコンバージョンを表示させる方法(CV発生基準日の調整も可能)

【Google 広告】管理画面にオフラインコンバージョンを表示させる方法(CV発生基準日の調整も可能)
Google広告にオフラインコンバージョンをインポートして運用する際の、「管理画面にオフラインコンバージョンを表示させる方法」についてシェアします。
また、私が運用しているアカウントは、媒体コンバージョンの発生から商談までのリードタイムが「数ヶ月程度」と比較的長い特徴があります。
この場合、広告パフォーマンスの評価という観点では、管理画面で「媒体CV発生日基準」のみ確認できれば良いですが、広告経由で商談化したリード数を、管理画面でリアルタイムに確認したいという要望もあり、「オフラインCV発生日基準」も確認できるように実装しました。
💡
例)1月1日に媒体CVが発生し、3月1日に商談となった場合
  • 媒体CV発生日基準    :オフラインCVは1月1日に遡って計上
  • オフラインCV発生日基準 :オフラインCVは3月1日に計上
これらの方法をシェアします!

設定方法

オフラインCVのコンバージョンアクションがすでに設定されている前提でご説明します。
①オフラインCVを表示させたい粒度(キャンペーンや広告グループ等)の一覧を開き、表示項目>表示項目の変更を選択
②「カスタム列」から「+カスタム列」を押下
③「+列」からコンバージョン>すべてのコンバージョンを選択
④右カラムのコンバージョンアクションを開き該当オフラインCVのコンバージョンアクションを選択
⑤任意の名称を入力し保存
⑥上記作成した項目を表示項目として選択
⑦管理画面上のカラムとして追加完了

留意点

上記ステップ③において、下記の2点を留意ください。
  1. 「媒体CV発生日基準」は仕様上難しく、正確には「クリック発生日基準」となります(ヘルプにも問い合わせて確認しました)。とはいえ、クリック日≒媒体CV発生日の場合が多く影響度は限定的かとは思います。
💡
例:1/1の23:59にクリックされて1/2の00:00に媒体CV、3/1にオフラインCV発生の場合、オフラインCVは1/2ではなく1/1に紐づきます。
  1. 「オフライン発生日基準」の場合は、「すべてのコンバージョン」ではなく「すべてのコンバージョン(コンバージョンの日時別)」を選択して下さい。このオフライン発生日とは、アップロードしているカラム「Conversion Time」を参照しています。
例:オフラインCVの「Conversion Time」が3/1の場合、管理画面上では上記設定により3/1に計上

まとめ

BtoBだとオンラインで完結しないケースも多く、オフラインCV最適化に取り組んでいる方も多いと思います。本記事がお役に立てば幸いです!

👥メンバー情報

この記事を書いた人

株式会社オーリーズ

アドオペレーションズ・ストラテジスト

清水 健太

大学卒業後、アクセンチュアに入社。ITコンサルタントとして大手ハイテク企業に対し主にCRM(Salesforce)導入の要件定義・PMO・カスタマーサクセスに携わる。CRM導入支援を通じてデータが十分にマーケティング活用されていないことを目の当たりにし、デジタルマーケティングの道に進むことを決意。オーリーズでは「手を動かせるコンサルタント」を目指し日々邁進中。

最近書いた記事