- ナレッジ・ノウハウ
- 富山 涼太
【TikTok広告】Pangleのプレースメント確認・アプリ除外方法

TikTokの配信面の1つである「Pangle(パングル)」は、2023年7月からどのようなプレースメント(アプリ)に配信されているか確認できるようになりました。
実際の確認方法やチェックできる項目および、特定のプレースメント(アプリ)への配信を停止する方法をまとめました。
(Pangleに関する詳細はこちらの記事をご覧ください)
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目次
「Pangle」広告とは
「Pangle(パングル)」とは、TikTok For Businessが運営するモバイル広告のプラットフォームです。
ゲームや漫画、マップといった豊富なジャンルのアプリに動画形式の広告を配信できることと、グローバルでDAU(Daily Active User)が約4億人、日本国内でも約8000万人と非常に多くのユーザーに効率よく広告を届けられることが特徴です。
参考:TikTok for Businessのアドネットワーク | Pangle
また他の媒体と大きく異なる広告フォーマットとして、「プレイアブル広告」があります。「プレイアブル広告」では、ユーザーは広告内で対象アプリのコンテンツを一部体験できるため、モバイルアプリのダウンロードを目的とした配信に適しています。

参考:ユーザー獲得と収益化を実現!ゲーム市場で効果を発揮するアプリ広告とは?
非常に多様なジャンルのアプリに配信できることが魅力の「Pangle」広告ですが、ここでは
- 具体的にどのようなアプリに配信されているか
- プレースメントごとにどのような項目を確認できるか
- 特定のアプリへの配信を停止する方法
を詳しく解説していきます。
Pangle広告について詳しく知りたい方は、下記の記事をあわせてご確認ください。
「Pangle」広告のプレースメントを確認する方法
Googleのディスプレイ広告などと異なり、「Pangle」(TikTok)の広告管理画面からはプレースメントを確認することができません(2023年7月時点)。
プレースメントを確認するには「TikTok」「Pangle」を運営している日本法人、Byte Dance社の担当者に問い合わせて数値を集計してもらう必要があります。
※集計はアカウント・キャンペーン単位で可能です。
「Pangle」広告で確認できる項目
2023年7月時点で確認できるのは
- アプリ名
- アプリURL
- インプレッション の3つです。
アプリごとのCTR(クリック率)やCV(コンバージョン数)など具体的な成果までは確認できませんが、配信先アプリのジャンルや配信量の偏りは確認できます。
※プレースメント情報出力例(Androidの「トリマ」というアプリに配信が大きく偏っていることが分かります)

特定のプレースメント(アプリ)への配信を除外するには
上記のように配信が集中しているアプリや特定のアプリを指定して配信を除外する方法を紹介します。
「Pangle」で特定のプレースメントへの配信を除外する際は「ブロックリスト」という機能を使用します。「ブロックリスト」は広告管理画面の上部【ツール】→【アカウント設定】を選択、ページ左の【コンテンツ除外】から編集できます。
①除外したいアプリのIDを用意する
iOSアプリの場合
1.Googleで【IDを確認したいアプリ名】+iOSで検索

2.表示されたページURLの「id+数字」部分がアプリID(この場合は「id443904275」がアプリID)

Androidアプリの場合
1.【IDを確認したいアプリ名】+androidで検索

2.表示されたページURLの「id=〇〇〇〇〇〇&hl=~」の〇〇〇〇〇〇の部分がアプリID(この場合は「jp.naver.line.android」がアプリID)

②アプリIDをブロックリストに追加
「ブロックリスト」ページの「追加」をクリック。
- 同時に2,000件まで入力可能
- テキストファイル(.txt)で一括アップロードも可能

③設定したい広告グループとブロックリストを紐づける
設定したい広告グループの設定ページを開いて「プレースメント」の「詳細設定を表示」をクリック、「Pangleブロックリスト」の設定をONに変更する。
ページ下部の「保存」ボタンをクリックして完了。
- 「Pangleブロックリスト」機能は、キャンペーンの目的を「購入意欲:トラフィック」か「コンバージョン:アプリのプロモーション」にしている場合に使えます

まとめ
2023年の7月からByte Dance社の担当者に連絡することで「Pangle」のプレースメントを確認できるようになりました。
現状ではインプレッションのみと確認できる項目は少ないですが、配信量の偏りなどから推測できることもあるので「Pangle」で配信している方は一度確認してみることをおすすめします。
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