はじめに

Microsoft広告で、レスポンシブ検索広告で用いる広告カスタマイザ属性を作成し、キーワードごとに割り当てを行う方法を解説します。

Microsoft広告のカスタマイザ属性ってどこ？

ツール＞ビジネスデータと進むと「広告カスタマイザーの属性」の表示が現れます。

Google Adsと異なる点

• カスタマイザ属性を手動入稿できるのはアカウントレベルのみ
• カスタマイザ属性と、キーワードごとのカスタマイザを同じファイルに記載してアップロードする
• エディタからカスタマイザ属性の入稿はできない

入稿方法

📌入稿ファイルを準備する

①まず、テンプレートをダウンロードする。

　「広告カスタマイザ属性」ページで「↑アップロード」ボタンをクリックします。

　「サンプルファイル」をクリックしてダウンロード。

②テンプレートに従って入稿ファイルを作成する。

テンプレートの中身は以下です。

※KWのマッチタイプの判別はKeyword列で行っているので、以下のように完全一致とフレーズ一致は記号を付与する。

• [完全一致]
• “フレーズ一致”

③入稿ファイルの文字コードをUTF-8に変換する

ファイル内に日本語が含まれている場合、そのまま入稿すると文字化けするのでUTF-8に変換する。

📌入稿ファイルをアップロードする

①「広告カスタマイザーの属性」ページに戻り、アップロード＞ファイルを選択

②「アップロードしてプレビュー」をクリック

プレビューですが、200件までしか結果表示されません。

200件以上ある場合でも「アップロードして適用」で全件入稿されます。

（今回は1400件入稿しましたが、プレビューは200件まででした）

③プレビューが問題なければ、「変更を適用」をクリック

📌アップロードされたか確認する

「変更を適用」をクリックしたら、正常にカスタマイザ属性が追加されたか確認しにいきます。

今回はキーワードごとにカスタマイザを入稿したので、該当のCP内のキーワード一覧を見に行きます。

キーワード一覧＞列の変更　で「広告カスタマイザ属性」を追加し、追加した広告カスタマイザ属性の列に値が表示されているか確認。

まとめ

• Microsoft広告でレスポンシブ検索広告の広告カスタマイザを設定する際、キャンペーン以下のレベルに割り当てるにはフィードをアップロードして設定する必要がある
• カスタマイザ属性と、属性ごとに設定する値を同じファイルに記載してアップロードする
• 入稿ファイルの文字コードはUTF-8にする

Microsoft広告の管理画面UIはGoogleの管理画面UIとかなり似ていますが、設定方法は異なる部分が多々あります。

設定に迷っていた方の参考になれば幸いです。