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【祝・オフィス移転】オーリーズの歴代オフィスと変遷
オーリーズは2024年9月にオフィスを移転し、以前のオフィスの2倍ほどの広さになりました!
念願の23区西側エリアへの移転が叶ったオーリーズですが、ここに至るまでまさに山あり谷ありという文字通りの変遷がありました。そこで今回は、これまでの歴代オフィスを事業の変遷とともに振り返ります。創業者である代表の鈴木・副代表の足立にも、移転当時の心境などをざっくばらんに語ってもらいましたので、織り交ぜながらご紹介したいと思います。二人のキャラクターと共に、オーリーズの歴史を知ってもらうきっかけになれば幸いです!
オーリーズは、迅速に仮説の検証・改善を行う機動力を武器にクライアントの課題にともに向き合う「アジャイルマーケティング・エージェンシー」です。私たちが主戦場にしている運用型広告の領域は、マーケティング課題が複雑化し、既存のやり方に従うだけでは本質的な解決が難しくなっています。手法におぼれず柔軟にマーケティングの戦略立案や実行を担い、ビジネス課題と向き合い事業戦略やプロダクト開発にまで関わっていく。クライアントと深い協業関係を築きながら目的達成への最短距離を描きます。
目次
創業の地(2013年4月~2014年1月)
まずは最初のオフィス。
オーリーズは今から約13年前の2011年9月に設立された会社ですが、広告(マーケティング支援)事業を開始したのは2013年4月です。
東日本橋にある10階建の賃貸マンションでオーリーズの歴史がスタートしました。
銀行融資のお金も使い切って、全くお金がなかったこの時代。当時の鈴木と足立の月給は1円、年収12円でした。
鈴木「2LDKのマンションに住み込みでスタート、まさに寝ているとき以外は全て仕事をしているような生活ながらも、意欲に満ちていた。オフィス家具はネット通販で一つ一つ全部自前で調達をして、業務用コピー機や電話がとても高価だったので家庭用でしのぐ…そんなオフィスだから社外の方に見せられるものではなく、面談は極力往訪していました。」
足立「今思えばあんな環境に飛び込んだのはどうかしていた。給料1円だし、オフィス兼自宅だったから同居人のいびきと生活ごみの匂いも地獄。でも異常なやる気と根拠のない自信に満ち溢れていて、不安や不満が何もなかったのは不思議ですね。」
当時の状況を地獄のような日々だと振り返る代表・副代表の二人のコメントからは、創業の大変さ・壮絶さがひしひしと伝わります。この時代がなければ今のオーリーズも存在していないことと思うと、二人に足を向けて寝られない思いです(笑)。
挑戦の地(2014年2月~2016年8月)
続いて2つめのオフィス。
創業から1年弱で、初めての移転を行いました。
最初のオフィスに比べれば少しは会社らしくなったとはいえ、まだ雑居ビルの一室にすぎないオフィスでした。
鈴木「本当に少しだけ、住環境と別々になったことで会社らしくなったなぁと。とはいえシャワーがあったぶん、ソファーで寝泊まりすることも多々ありました。」
足立「エレベーターなし、廊下電気なし、なぜか廊下が動物の毛まみれ、トイレ超寒い、オフィスというかマンションの一室、っていう感じのオフィスだったものの、1フロアで借りられて、住居とオフィスが分かれだけで大満足でした。」
同時にこの頃、副代表の足立の熱い説得の末、社員第一号として看板娘(猫)のまる美をおむかえしました。
念願叶ってご満悦そうですね(笑)。
メンバーも増え、手狭になってきたことからさらに次のオフィスへと移転をしました。
成長の地(2016年9月~2019年9月)
こちらが3つめのオフィス。
ようやくオフィスらしいオフィスになってきたことが写真からも伝わりますね。ここには2016年から2019年の約3年間、歴代で一番長く入居していました。
鈴木「オフィス家具も内装にも投資をして、会社になったなぁと。このオフィスでようやく社外の方を招いたミーティングができるようになりました。」
足立「会社ぽくなってきたな、とはじめて思ったのがこのオフィスでしたね。自分が参加しないミーティングが会議室で開催されているのを初めてみて、しみじみとしたのを覚えています。」
執務室と来客スペースを隔てる壁にはロゴマークをあしらい、一目で会社名が分かるように。
ちなみにこの社名とロゴマーク、代表らしいメッセージが込められているのです。
会社の英語表記でよく見かける「●●&Company」は一般的に「●●さんが創る会社」を意味しますが、それに対比してオーリーズは「”みんなで”作る会社」という意味を込めています。
この「みんな」は、いわゆる「従業員」という意味ではなく、同じ志をもつ「パートナー」。
そして、ブルーのロゴは「ALL」をかたどっており、右肩あがり。これは時代の荒波を超えていくことを表現しています。
だから代表の鈴木の仕事着はいつもマリンカラーなんですね…!
看板娘(猫)のまる美はオフィス内では基本的に放し飼い状態のため、代表の椅子を陣取ったり、仮眠中の副代表を見守ったりと、色んな姿を見せてくれていました。(懐かしい…)
フリースペースでは、ケータリングや社食サービスを活用して定期的に忘年会・懇親会などの社内イベントを実施していました。
オフィスが広くなり、フリースペースを有効活用することで生まれたメンバー間のコミュニケーションは、今のオーリーズの文化形成にもつながる重要な資産になっていたように思います。
試練の地(2019年9月~2021年10月)
続いて4つめのオフィス。
過去最大のオフィスへの移転ということで期待に胸を膨らませ、大がかりな移転プロジェクトも発足。内装は細部までこだわり、働きやすい理想的なオフィス環境を創り上げました。
鈴木「当時は全員出社ということもあり、しっかりとオフィス環境にこだわって投資を行いました。人員数30人未満だったのですが、80名は入る大きさのオフィス移転、家賃も4倍。いよいよ成長してきたなぁ、ここからいくぞー!っていう感じ。」
足立「はじめて、クライアントに見せても恥ずかしくないオフィスになったな、と。友人や知人からも「まともに会社を経営している」と認識されはじめたのもこのころだった気がします。」
大変素敵なオフィスでしたが、今回のブログの趣旨とは逸れるため、詳細は割愛します。(オフィスの全貌が気になる方は是非過去ブログをご参照ください。)
オフィス内では代表のお誕生日をお祝いするなど、メンバー一同楽しく過ごしていた矢先…オフィス移転から半年も経たないタイミングで、コロナによる未曾有の状況に直面しました。
やむなく出社を控えるメンバーが増え、広いオフィスに出社しているのは代表のみ、なんてこともよくありました。
再起の地(2021年10月~2024年9月)
コロナショックによりオフィス縮小を余儀なくされます。
移転先は前のオフィス(茅場町)のお隣エリア、八丁堀となりました。
鈴木「移転したときはもはや「しゃあないよね」っていう心境。」
足立「一番わくわくしなかった移転でしたね。どう再起するか、どう成長していくか、これから会社をどうしていくか、みたいな根っこの部分を考え直した場所だったように思います。」
9割以上のメンバーが在宅で勤務していたため、オフィスのサイズや設備は最低限に。
一方でメンバー数は毎年順調に増員できていたので、月に一度開催される全社会の際は、近くの貸会議室を利用して全メンバーが一堂に会していました。
進化の地(2024年9月~)
そしていよいよ現在のオフィス、今回で6つめとなります!
前回の八丁堀オフィスは座席数30席未満の小さなオフィスでしたが、今回は約3倍規模まで拡大。
また今回は2022年、2023年と立て続けにM&Aを行った「Qetic」「セールスリクエスト」とのオフィス統合も兼ねていたので、いつにも増して気合の入った移転となりました。
オープンスペースにはカフェコーナーを設け、コーヒー・ココア・スープなどのフリードリンクやおやつを常備しています。
火曜日・金曜日の出社推奨日(2024年12月時点)のランチ時には、カフェコーナー周辺に多くのメンバーが集う様子も。コロナ以前のオフィス内での団らん風景を見ているようで、とても懐かしく、感慨深いものがあります…。
代表・副代表からのコメントも前向きでした。
鈴木「「やっと戻ってきた、確実に前に進んでいる」という感覚。いままで東側のオフィスが中心だったので赤坂に来ていろいろ新鮮で、なんだかんだ肯定感あがった気がする。しばらくは赤坂を拠点にしていきたいなと思っています!」
足立「オフィスが大きくなったのもそうですが、やっぱり赤坂という場所にわくわくしますよね。伝統あるエージェンシーの多いエリアなので、もっと大きな仕事にチャンレジしたくなりますね。」
一緒に働く仲間もグループ横断で100名を超え、オーリーズ単体でもいよいよ80名目前という規模にまで成長しました。
創業から沢山のお客様に支えていただき、メンバーひとりひとりがお客様に真摯に向き合うことで、ここまでの実績を積み上げることができたのではないでしょうか。
これからも前進し続けられるよう、社名の由来の通り「みんなで」誇れる事業を創り上げていきたいと思います。
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オーリーズは現在、複数のポジションで採用強化中です!
少しでも興味を持ってくださった方はぜひお気軽にご応募ください。
[文]鶴本 優希