15人目社員の私が考える、オーリーズの誠実さと身につく力

15人目社員の私が考える、オーリーズの誠実さと身につく力

オーリーズの個性あふれるメンバーにスポットライトを当てる社員インタビューシリーズ。

今回はストラテジストの坂上さん。前職と現職で約6年間、広告運用コンサルタントとして活躍し、オーリーズ社員として初めて産休を取得。女性のキャリアを切り開いている坂上さんに、これまでのキャリアやオーリーズの組織についてお話を聞きました。

株式会社フリークアウトに入社。広告運用マネージャーに就任、顧客課題と向き合いながら、社内業務効率化など組織づくりに邁進。広告ベンダーとしてプラットフォームを運用する中で、より広告運用を通じたスキルの幅を広げたいとの想いからオーリーズに入社。 安定した価値の提供と、新しい可能性への柔軟性を大切にし、広告主とメディア、代理店の三方にとって最良の関係性を追及する。

広告運用コンサルタントとして、 キャリアの深さと幅を広げる

— これまでのキャリアについて教えてください。

オーリーズは3社目です。1社目は金融の大手企業で営業職につき、2社目はフリークアウトという広告配信プラットフォームを提供するベンチャー企業に入社しました。そこで営業と広告運用コンサルタントを経験し、オーリーズに15人目の社員として入社しました。


2社目の転職活動では、小規模のベンチャー企業で働きたいという強い気持ちがありました。社員一人一人が価値を出すことに一生懸命なベンチャー企業の働き方に憧れ、飛び込んでみたいという思いがあったからです。お客さまとWin-Winであることを目指す思想に共感し、フリークアウトへ入社をしました。

フリークアウトでは、約5年働きました。入社当時は50名ほどの規模で、国内初のDSPベンダーとしてDSPを国内に浸透させていくフェーズでした。入社後2年間は営業職、その後広告運用コンサルタントになりました。

はじめは営業を担当し、2年経たないくらいで広告運用コンサルタントになりました。コンサル時代は、運用者として広告主を直接に支援することと、広告代理店と一緒に支援することのどちらも経験しました。

また、社内の体制づくりも担当していました。営業と広告運用コンサルタントでチームを組むため、職種間のコミュニケーションを円滑にするためのオペレーションづくりや、 広告運用コンサルタントの業務効率改善の仕組みを作っていました。

— 転職のきっかけは何だったのでしょうか?

フリークアウトは、小規模の成長企業ならではのスピード感や、広告主の業界の幅広さ、お取引のある企業の規模が大きいことなど、刺激が多くやりがいのある環境でした。

一方で、ナショナルクライアントをご支援する中で見える大きな景色と、自分のスキルが結びついていない感覚がありました。仕事にはとてもワクワクするけれど、自分一人でもお客さんの役に立てるスキルが身に付いてるのか、不安になったんです。また、この業界でのキャリアアップを考えると、広告配信の仕組みを提供する側の経験しかないことも、少し視野が狭いなと未熟さを感じていました。

自分一人でもお客さまに貢献できるくらいの経験を積みたい、スキルの幅を広げたいという思いで、転職活動を始めました。

思想への共感と、”キャリアのロールモデルづくり”への思い

オーリーズを知ったとき、同業だったので初めはピンときていなかったのですが、会社紹介を見て興味を持ちました当時の会社紹介は、「クライアントのバディになる」というコンセプトでつくられていて、 「クライアントのマーケティング課題を解決すること」に力点が置かれていたからです。

「広告運用はクライアントの課題解決のための手段の一つ」という考えを持っていたり、広告運用支援会社の理想像を体現するための仕組みがあり、「業界を良くしていこう」という思想を感じ、話を聞きに行きました。

— 最終的に入社を決めたポイントは何だったのでしょうか?

一つは、理念・会社のスタンス。二つ目は、縦にも横にもスキルを広げられると確信できたところ。三つ目は、オーリーズであれば、広告運用コンサルタントの新しいロールモデルを作ることができそうだと感じたことです。

広告運用コンサルタントという職種は女性でも多いのですが、とてもハードなイメージがあります。そのためか、同じ職種に転職するよりも職種を変えて転職する人が多い印象でした。そこに可能性を広げたいなと思っていたんです。
言い方を変えると、なかなかスポットが当たりづらいけれど、もっと注目されたり、かっこいいと思われたり、経験を活かしたいと思ってもらえるようなキャリアを作りたいと考えていました。それが、オーリーズであればできると感じました。

— どういったところにそれを感じたのですか?

面接をする中で、とても社員思いで柔軟な姿勢が伝わってきたからです。社長・副社長の人柄から「目指しているところは間違ってないな」と思うことができました。

女性としてのキャリアを築いていくことが、オーリーズで前例がなかったとしても、いろいろなことを受け入れてくれるだろうという安心感を強く感じました。きちんと社員の気持ちを受け止めた上で、状況を理解して協力したり、挑戦したい気持ちを後押ししてくれそう、という感覚を入社前から感じていたんです。

例えば、当時オーリーズは社員14人ほどの規模だったのですが、「今後、福利厚生を充実させていきたい」という話をしていました。当時小さい子どもがいる社員はいなかったのに「社内に託児所を作りたい」という話までしていて、一緒に良い方向に進んで行けるんじゃないかと思っていました。


クライアントとオーリーズ、そして自分に対して深く向き合う

— オーリーズでは、どんな力を身につけることができますか?

一番は、深く考える力です。オーリーズの環境は、クライアントの事、オーリーズの事、自分の事、すべてに対して深く考える環境があります。うわべだけでなく多方面に深く向き合うことは、とても良い経験になっています。

対クライアントについては、SQの仕組み 。徹底してクライアントの満足を追求するので、そのために自分を高める努力ができます。売上などの定量面を評価する仕組みだけだと、クライアントのために時間をかけてのめり込んだ熱量が評価に繋がりにくい側面があると思います。オーリーズでは、仕事への熱量や自分の成長がクライアントの満足に繋がり、それが評価につながるので、自分の役割に集中できる環境があります

対オーリーズでは、社内プロジェクトへ参加すること。会社のことを考える機会に、社歴関係なく手を上げられます。例えば最近では、新型コロナの影響によりリモートワークに移行した際、「リモートワーク推進プロジェクト」が立ち上がり、社員が働きやすい環境を整えるための施策をすすめました。こういった活動に社員が自ら参加することで一体感が生まれていると感じます。

対自分については、月2回の1on1。オーリーズでは一人一人が「いきいきとはたらく」ことを大事にしていて、1on1では自分を客観視するための問いを投げかけてもらえます。自分の人生の幸せは何か、そしてどういう働き方をすればメンバーが相乗効果を生めるのか考える機会があります

組織の意思決定やアクションも速いので、自分の考えや物事の捉え方を常にアップデートさせる必要があって、思考停止している暇がありません。

※「ミッション, ビジョンの実現度合いを測定するための仕組み」として導入しているNPS評価制度

前例がなくてもチャレンジする、皆で一緒に考える

— オーリーズの良いところを教えてください。

皆が働きやすい環境をつくるために尽力してくれる点です。組織の構造や働き方、物理的な環境整備など、組織全体として合理的に、「前例がなくても一旦チャレンジしてみよう」というスタンスがあります。

私はいま出産を控えていて、オーリーズ社員で初めて産休を取っています。長期のお休みになるので、「組織の期待に添えないのでは・・・」という不安があったのですが、多聞さん(社長)やマネージャーは一緒になって喜んでくれて、温かく受け入れてくれました。産休に入るまでの間も、必要に応じて休暇が取れるようにしてくれたり、さりげなく配慮してくれました。

自分が復帰した時のことを考えて、「こういう働き方ができたらいいね」、「一緒につくろう、考えよう」と話をしてくれたことも、嬉しかったです。

こんな風に、いろんな立場のメンバーに耳を傾けてくれる姿勢があるので、一人一人が仕事に打ち込むことができ、働きやすいと感じることができるのだと思います。

また、勉強家なメンバーが多いので、知的好奇心を刺激される環境でもあります。いろんなバックグラウンドを持つメンバ―がいるので、共有される情報も幅が広いです。この文化は、人が資本となるサービスファームだからこそ、サービス品質の向上に繋がるポイントでもあると思います。

おすすめしたいのは「仕事にエネルギーを全力投下したい人」

— どんな人にオーリーズをおすすめしたいですか?

一つは、仕事にエネルギーを全力投下したい人。オーリーズは、運用型広告という「定量的な評価」が跳ね返ってきやすい領域にいながら、「結果に至るプロセス」が評価されやすい特徴があります。

だからこそ、自分の経験や強みを軸にチャレンジすることができ、その結果、それぞれの能力を引き出すことができるのだと思います。新しいことに挑戦する機会が多いからこそ甘い環境ではないですが、仕事に向き合いたい人には魅力的な環境だと思います。

あとは、これはお勧めというよりも希望ですが、情報発信が得意な人ですね。私たちはオーリーズの魅力をより多くの人に知ってもらうこと、オーリーズ自身のマーケティングに課題を感じているので、マーケティングでムードメーカーとなってくれる人が仲間になってくれると嬉しいです。

さいごに

— 転職の動機の一つだった、キャリアの幅・深さを広げるという観点で、オーリーズに入ってどうでしたか?

叶えることができています。オーリーズでは主要な広告プラットフォームすべてを運用する方針なので、幅広い経験できましたし、チームの責任者として、クライアントのWEBマーケティングの成功に責任を持つ経験もさせてもらいました。1社に向き合い、深く考えながら仕事をすることで、キャリアの幅も深さも大きく広がったと思っています。

会社としても、関わる領域を広告運用に閉ざさず制限を設けない姿勢があるので、まだまだ経験を広げていけるだろうと感じています。

— 産休から戻られたあとの抱負を教えてください。

まずは、キャリアを制限せず、楽しみを見つけながら子育てと両立していくことが目標です。

今リモートでの仕事環境が整ってきているため、場所や時間の制約を超えてバリューを出せる方法を考えていきたいと思っています。オーリーズであれば柔軟に、一緒に考えて受け入れてもらえる環境があるので、置かれた環境で、最大限に自分の力を発揮する方法を考えながら、自分なりのキャリアを築いていきたいです。

— 気さくで頼れるオーリーズのお姉さん的存在の坂上さん。これまでのキャリアから一貫して、誠実で常にチャレンジする姿勢がとても素敵でした。産休を経て、オーリーズに戻ってくるのを楽しみに待っています!