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「工数と成果の壁」を越え、同額広告費でCV数3.8倍に。社会インフラ『誰でもスマホ』の急成長

株式会社アーラリンク
マーケティング部 マネージャー 新庄 奨武さま
株式会社アーラリンク様では、過去に携帯料金を滞納したなどの理由で他社と契約できない方や、社会的な事情でスマホを持つことが困難な方でも使えるスマートフォン「誰でもスマホ」を提供しています。
生活には欠かせない「通信インフラ」であるスマートフォンを、より多くの人に届けていくために、同社では運用型広告の配信をしています。
今回オーリーズでは「誰でもスマホ」の広告運用業務の代行、クリエイティブ制作、マーケティング戦略の設計をサポートさせていただき、同額広告費で広告経由のCV数3.8倍という成果に繋げることが出来ました。(支援開始4か月時点)
今回の記事では、同じ問題に取り組むパートナーとして、クライアントと成果を共創した過程をまとめています。

成果につながる代理店、どこで違いが出る?
口コミが生まれる「オーリーズの広告運用支援」とは
代理店を選ぶなら、「どんな成果を出してきたか」と「なぜ選ばれ続けているか」を知ることが大切です。
オーリーズは、積極的な新規営業はせず、顧客からの紹介で成長する代理店です。
【広告成果を最大化するオーリーズの特徴】
- 担当者の評価は売上ではなく「紹介したくなる支援かどうか」
- 業種特化の専門チームが深いビジネス理解に基づいて支援
- 非分業・少数精鋭のチーム体制で迅速な成果改善につなげる
目次
広告配信を始めた当初は「工数と成果の壁」にぶつかっていた
――御社の事業「誰でもスマホ」について教えてください。
新庄さま:
「誰でもスマホ」は、過去に携帯料金の滞納履歴があったり、クレジットカードをお持ちでない方など、一般的な通信キャリアでは契約ができない方でも使えるスマートフォンです。
たとえば、まとまった資金を用意できず施設で暮らしている方、生活保護を受けている方など、いわゆる生活困窮世帯の方々にも通信インフラを提供しています。
近年は行政やNPO法人、ハローワークなどと連携し、携帯が持てないことで仕事や住居を確保できない方々へのサービス提供も行っています。
――新庄様の会社でのミッション、そしてマーケティングチームの立ち位置についてお伺いできますでしょうか。
新庄さま:
私が担っている一番のミッションは、会社のトップラインを伸ばすことです。そのために、契約数の増加、契約単価の向上に向けたマーケティング戦略設計や施策立案を担当しています。
私自身は2023年1月からマーケティング担当に就任しました。最初はメンバーも自分1人でしたが、会社の規模が拡大していく中でメンバーが増え、現在は4名体制のチームです。
広告運用は未経験のメンバーが多いので、オーリーズさんの支援を受けながら広告効果の改善を進めている状況です。
――オーリーズにご相談いただく前の広告運用体制と、その当時の課題感について教えてください。
新庄さま:
オーリーズさんにご相談をする前は自社で広告運用をしていました。
私自身、それまで広告運用の経験があったわけでは無いので、アカウント設定やモニタリング、配信実績のレポーティングなどで1日に何時間も取られているといった状況で。
当時は運用の不明点について媒体担当者に直接問い合わせをしていたのですが、連携してもらえる情報も限定的であったため、外部の代理店から助言をいただきながら試行錯誤をしていました。
代理店の方のアドバイスは体系的で分かりやすいものだったのですが、思っていた以上に運用の工数負荷が大きく、なかなか獲得数も伸びていかないという状況でした。結果的に、1年ほど広告配信した後に広告を止めるという判断に至りました。
これはタイミングもあったとは思いますが、ちょうど広告を停止している間に競合他社が入札を強化していたりなど、市場環境の変化をキャッチアップし切れていなかった点も課題でした。
インハウス運用の限界から、「戦場を熟知するプロ」に運用を委託
――広告を再開する際、代理店に運用代行を依頼しようと思った背景を教えてください。
新庄さま:
自社で運用を始めた当初は、代理店に支払う手数料と自社で運用するコストを比較した際に、そこまで大きく差が出ないのではないか?という話が出ていました。
しかし実際に自社で運用してみると、想定していた以上に工数負荷が大きいことに気づき、専門の代理店に委託するほうがコストメリットが大きいと感じるようになりました。
自社運用の経験から、ノウハウが少ない中で成果に繋げる難しさも感じていたので、「餅は餅屋に」では無いですけれども、経験・技量のあるプロフェッショナルにお任せしたほうが良いだろうと。
――広告再開にあたり、オーリーズを含む複数の代理店を検討されたと伺いました。オーリーズを知ったきっかけは何でしたか?
新庄さま:
お声がけのきっかけは、代表の高橋のつながりでオーリーズの鈴木代表をご紹介いただいたことでした。
委託先の代理店選定にあたっては、以前お付き合いのあった代理店とオーリーズさんの2社で比較検討しました。
――最終的にオーリーズに依頼しようと決めた理由は何だったのでしょうか?
新庄さま:
一番の決め手は、広告運用に関して「得られる情報の量と質」が優れていたことです。
オーリーズさんと面談をした際に驚いたのは、細かいデータも含めて、事前に媒体社から情報を吸い上げてくださって、緻密なご提案をいただいたことです。
競合がどれぐらい広告費をかけているか、検索ボリュームやCPAはどれぐらいで推移しているかなど、マーケット全体のトレンドを踏まえた上で、今自社が何をすべきかシナリオを組んでくださったのが印象的に残っています。
自社で運用していた頃は、キーワードの検索量などは見れても市場全体を俯瞰して見ることが出来ていなかったので、「そんな情報取れるんですか?」と目から鱗の状態でした。
広告運用における知見の深さ、成果に対するコミット意識、提案シナリオの実現可能性など、諸々の軸で比較した上で「戦場を熟知している人達に依頼したい」と思い、オーリーズさんに依頼を決めました。
転機は支援4か月目。同額の広告費でCV数が3.8倍に増加
――オーリーズの支援では具体的にどのようなことをしているのでしょうか。
オーリーズ池本:
運用型広告の戦略設計からアカウント運用まで、広告に関する業務全般をご支援しています。
Google、Yahoo!、Meta、X広告などのアカウント設定や運用調整、クリエイティブの制作・改善などを我々が代行し、誰でもスマホの新規契約者数を増加させるサポートをしています。
オーリーズ落合:
新庄さまとは毎週オンラインで定例MTGを実施しており、広告運用の進捗報告や改善方針のディスカッションを行っています。
新庄さまは広告以外も含めマーケティング施策全体の管掌をされている方なので、全体方針や予算状況に対して広告で顧客獲得をどう進めていくのかなど、綿密にすり合わせをした上で施策を進めています。
――オーリーズの支援が始まってから、CV数やCPAなど、広告成果の変化について教えてください。
新庄さま:
オーリーズさんの支援が始まったのが2024年12月なのですが、そこから3ヶ月ほどで土台が整ったと記憶しています。
4月ぐらいのタイミングで、契約プランの見直しと、これまで広告の土台を整えてきたことがうまく噛み合い、広告経由CV数が自社運用時の3.8倍に伸びました。
オーリーズさんにはもともと「導入から3ヶ月ほどで土台が整って軌道に乗り始めます」とご提案いただいており、CPA目標のハードルがあった中で着実に成果に繋げてくださって、本当に感謝しています。
また、サービス全体の月間申し込み数が2倍まで伸長するなど、オーリーズさんの支援によって、マーケティング施策全体の成果を底上げすることが出来ました。
――レポートやコミュニケーションなど、定性面の支援評価に対してはいかがでしょうか?
新庄さま:
満足点は3つあります。1つ目はコミュニケーションの質です。
定期的に連携してくださる広告レポートひとつとっても、受け手の立場を想像して緻密にまとめてくださっていることが伝わってきます。
定例会でも直近の状況はご報告いただくのですが、レポートを見ていれば広告の状況が把握できるようになっているので助かっています。
2つ目は、フィードバックを迅速に反映してくださる点です。
プロジェクトが始まって半年ほど経過してからNPS調査を行っていただいたのですが、そこでお伝えしたことがしっかりとその後の支援に活かされていると感じます。
何気なく伝えた細かい改善要望についてもすぐに変えてくださいましたし、ミーティングでは「いつまでに、誰がどのように改善をしていくのか」を明確に伝えてくれるので安心感があります。
3つ目は依頼から実行までのスピード感です。
広告運用はナマモノなので、状況によっては夜間や休日にご相談したいケースもあるのですが、どうしても対応できない場合を除き、すぐに一次返信をくれるのでありがたいです。
依頼から施策実行までのスピード感も申し分ないので、早期に広告を軌道に乗せられたのはオーリーズさんの実行力があってのことだと思います。
――定量・定性面の双方でご満足いただけているようで安心しました。新庄さまから見て、ご満足いただける成果を共創できたのは何が要因だったと思いますか?
新庄さま:
顧客理解に入念に時間をかけてくださったことが大きいと感じています。
支援が始まった後、オーリーズさんからマーケティングコミュニケーションの設計を行うワークショップのご提案をいただき、実際に弊社オフィスに来訪いただいて、計2回実施しました。
ワークショップでは、我々の事業や戦略のことなど様々ご質問をいただき、誰にどのような価値を、どのように届けていくのか?というマーケティングの根幹部分から一緒に解像度を高めていきました。
広告運用に限った話ではないですが、前提の顧客理解がずれてしまうと、適切なメディアプランニングやクリエイティブ設計を行うのが難しいと思っています。
ワークショップを通じて池本さんや落合さんの解像度を高めていくと同時に、客観的に問いを投げかけられることで、我々自身も気づかなかったような新たな施策アイディアを思いついたり、マーケティング戦略の見直しにも繋げることが出来ました。
また、クリエイティブ制作もオーリーズさんにお任せしているのですが、事前に入念な理解を深めていただいたおかげで、出てくるクリエイティブに違和感を覚えたことがほとんどありません。
クリエイティブとしての品質が良いだけでなく、ユーザーコミュニケーションの観点でも質の高いクリエイティブだと感じています。
「上流」の理解が深い代理店だからこそ安心して相談できる
――オーリーズを他社に薦めるとしたらどのようなポイントを挙げられますか?
新庄さま:
前提として、オーリーズさんは実績が豊富な会社なので、外部のプロフェッショナルに広告運用を代行してほしい会社さんには自信をもっておすすめできます。
また、オーリーズさんは運用者1人あたりの担当社数を平均2~3社に絞っているので、他の代理店と比べると顧客理解や商材理解にかけられる時間が段違いだと思っています。
そのため、広告運用の専門知見だけでなく、自社の事業や戦略を深く理解した上で伴走してほしい会社さんにもおすすめできます。
また、弊社のマーケティング部は未経験のメンバーが多い中で、広告運用の「上流」にあたるマーケティング戦略の設計など、デジタルマーケティングの基礎を丁寧に教えていただきました。
普通なら「自分で勉強して」と言われそうな「基礎の基礎」的な部分まで伴走してサポートしてくれるので、当社のように未経験メンバーを中心とした事業会社にはフィットすると思います。
自社で施策を回しているけれど、デジタルマーケティングについて漠然と悩んでいる場合は、オーリーズさんに相談することで正解に辿り着く可能性が高まるのではないかと思います。
――今後、オーリーズに期待していることはありますか?
新庄さま:
まずは、我々の広告費用が許す限りですが、デジタルマーケティングのあらゆる施策をオーリーズさんに任せて、デジタル全般を試すぐらいの勢いでいきたいと考えています。
これまでの実績を踏まえると、広告以外の施策をお任せしても着実に成果につなげてくれる信頼があります。
また、デジタル以外の戦略提案も期待しています。実行部分は自社で担うことになると思いますが、「こんな施策も試してみてはどうか?」とアイディアをご提案いただけると嬉しいです。
さらに、今後社内のマーケティングメンバーが増えてきた際に、メンバー育成に対するサポートも期待しています。
例えば、広告運用の基礎的なことや、Google Analyticsの見方など、広告に関する専門知識について研修などお願いできたら嬉しいです。
――今後も貴社の事業パートナーとして伴走していきます。本日は貴重な機会をありがとうございました!

「誰でもスマホ」が持つ社会的な意義や、通信困窮者の自立に寄り添う姿勢は、初回のご面談から強く印象に残っていました。
私達は単に広告運用の代行をするのではなく、クライアントの事業成長を本質的に支援することが重要だと考えています。
今回のプロジェクトでは、ワークショップや日々のコミュニケーションを通じて、広告に閉じないマーケティング戦略の設計を行えたことが成功の要因だったと感じています。
口コミが生まれる「オーリーズの広告運用支援」
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広告運用代行なら、NPS平均30pt超の代理店オーリーズへ
オーリーズは、積極的な新規営業はせず、顧客からの紹介で成長する代理店です。

【広告成果を最大化するオーリーズの特徴】
- 担当者の評価は売上ではなく「紹介したくなる支援かどうか」
- 業種特化の専門チームが深いビジネス理解に基づいて支援
- 非分業・少数精鋭のチーム体制で迅速な成果改善につなげる