コーポレートサイト、ブランドリニューアルにご協力頂いたLIGさんに敬意と感謝を込めて

コーポレートサイト、ブランドリニューアルにご協力頂いたLIGさんに敬意と感謝を込めて

8月1日に、オーリーズはコーポレートサイト、ロゴ、名刺、会社案内などを対象としたブランドリニューアルを行いました。本プロジェクトは4月下旬より取り組みを開始し、完了まで3ヵ月に渡り、私たちのミッションからサービスの内容、言葉のひとつひとつや表現について様々な角度から議論をしてきました。

今回のブランドリニューアルに伴う制作物のすべてをLIGさんにお願いしましたが、この間に寄り添っていてくださったLIGさんに、敬意と感謝を込めて、

ほんとに素敵な会社なので是非みなさんにもお勧めしたい

改めてしっかりと感謝の気持ちをお伝えしたい

という内容をまとめました。

おススメしたい理由①
とにかくオーリーズを深く理解しようとしてくれた

LIGさんにサイトリニューアルのご協力をお願いして、もっとも良かったと思うことは、とにかく「オーリーズを深く理解しようとしてくれたこと」に尽きます。

こちらは、サイトコンセプトを決定するフェーズで、LIGさんにご提案いただいたスライドの一例です。(公開の許可を得ています。)

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サイトコンセプトを決める際に、たとえば、デザインやビジュアル、技術的な動き、はたまた最近流行りの表現といった手段からご提案いただくのではなく、またオーリーズからの指示を一方的に待つわけでもなく、初回の打ち合わせで、

徹底してオーリーズのことを知るだけの時間

を設け、私たちのことを根掘り葉掘りヒアリングしてくださいました。打ち合わせは2時間くらいでしたでしょうか、とにかく「ただ知るためだけの時間」を設けてくださいました。これは姿勢として非常に信頼の置けるものだったのですが、さらに感心したことは、そこでお伝えした「私たちの大事にしたいこと」をシンプルな言葉に集約し、抽象化し、それを「パーソナリティ」という形に昇華させ、コンセプトとしてご提案くださいました。

このプロセスがあることで、サイト制作プロジェクトにおける羅針盤のようなものが出来上がり、その後のデザイン等のアウトプットに対する、提案→差し戻しのやりとりがスムーズであったことは言うまでもなく、気持ちの面でも、常に安心感と信頼感をもって制作を進捗させることができました。

この「クライアントを知る時間を設ける」プロセスの有無は、発注側にとって非常に重要なポイントだと、制作を終えて改めて感じています。

その後も、オーリーズの開催する長時間のセミナーに参加して頂くなど、私たちを理解しようとし続けてくださったのですが、その中でいつも驚いたは、ページ構成案を見るたびに「そんなところまで考えて(理解して)くれているんだ」と感じさせる「言葉のチョイス」でした。

デジタルマーケティングの業界は、横文字や抽象的な表現が多かったりと、何かと言葉の選択に慎重になるものですが、LIGさんからご提案頂いた文章の中には、ほぼリライトしないで採用させていただいた言葉も数多くありました。おそらく、ひとつひとつの言葉の定義に対する理解にも、たくさんの時間を割いてくださったんだろうなと思います。

おススメしたい理由②
コーポレートスローガンの『期待を超えろ』を感じた瞬間

LIGさんのオフィスの制作スペースをご覧になられた方はご存知かもしれませんが、執務スペースの壁面に、コーポレートスローガンである「期待を超えろ」の文字が大きく打ち出しされています。

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※こちらのGoogleインドアビューからも確認できます。

今回のサイト制作プロジェクトの過程で、LIGさんに「期待を超えられた」体験をしました。

その体験の一例をご紹介しますと、サイトのトップページで訴求する内容を決定する際に、LIGさんからご提案いただいた内容に対して、私たちは漠然と「伝えたいメッセージがうまく表現できていない気がする…」という違和感を感じ、それに対し(あくまでも私たちの考える)要望案を添えて、差し戻しさせていただきました。

その要望案に対しその通りに対応することで、修正対応として完了させることもできるのですが、LIGさんは、その修正要望に対応したうえで、さらに「そういうことであれば、こういう選択肢もあるかと…」と、代替案を添えて改めてご提案くださいました。これは制作側からすれば、出戻りが発生し、仕事を増やす可能性もありそうな選択です。

それがまさに期待を超える代替案で、私たちは結果としてその案を採用しました。

これは、問題解決の本質だと思います。「顧客は自分のことを知らない」という言葉があるように、自分たちのことについてはバイアスまみれの状況である中、その上で出てくる要望は必ずしも最適な答えでないこともある、むしろ、そういうケースが多いものです。

サイト制作を効率的に完遂することをゴールと位置付ければ、この代替案は決して提案されなかったことでしょう。ゴールが「サイトを制作する」ことではなく、「クライアントの想いやパーソナリティをサイト制作という手段で表現する」そして、「期待を超える」というカルチャーがあったからこそ、こういった代替案が積極的に出てくるのではないかと思います。

おススメしたい理由③
まる美さんを単なる猫ではなく、いちメンバーとしてごく自然に向き合ってくれた

オーリーズにとって、まる美さんはただの猫、ただのペットではありません。彼女の「コミュニケーションの潤滑油」という役割は、冗談抜きにして重要な役割を担ってくれています。

運用型広告のコンサルタントは、職種柄といいますか、どうしても寡黙に業務に向かうこと多くなりがちで、ときどき「いまは話しかけるんじゃないよ」「そんな雑談してる暇あったらクエリレポートに向き合いなさいよ」的なオーラがメンバーの間でギャンギャンに出たりしますが、これは組織にとって必ずしも好ましいことではありません。

そんなとき、まる美さんがそろっと歩いてきてニャアとひと鳴きしてくれることで、そこに笑顔とコミュニケーションが生まれたことが何度あったことか数えきれません。(お腹減ってるだけだと思いますが。)

そんなまる美さんに、LIGさんはいち社員として向き合ってくださり、メンバー紹介ページへの掲載はもちろんのこと、出すぎず出なさすぎずの絶妙なバランスで存在感と世界観を演出してくれました。遊び心と純粋さ感じ、それが作られたものではなく、ごく自然なものとして感じられるのが、LIGさんらしさなのかなと思います。(LIGチーム全員、終始まる美さんにメロキュン状態でした。ただの猫好きチームだっただけかもしれません。)

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その他制作過程で感じたこと

もちろん、私たちも丸投げでLIGさんからのアクションを待つだけではなくて、積極的にサイト制作に関わっていったという自負もあります。とくにこれは有意義だったと感じたことを挙げてみます。

  • 現在の事業内容はもちろん、中長期にありたい姿から過去の事業推移まで伝える
  • 伝えたいことはその考えの背景も含めて、事前に文字に起こして伝える
  • 費用が発生しそうなもの、納期変更が発生しそうなことは遠慮なく相談してくださいと念を押す

一方で、実際はちょっと不安に感じたこともありました。

  • LIGさんってコンテンツがすごい有名だけど実際のところはどうなの?
    (この記事を読んで頂いたらしっかりと向き合ってもらえることが伝わると思います)
  • スタートが少し遅れたこと
    (ただし、ここはLIGさんの社内状況からしっかりとメンバーがアサインできるかどうかを調整して頂いた結果でした)

LIGさんへ改めてお礼

オーリーズは、広告代理店の中でも、まだ小さな存在です。しかし、独立系の代理店として、独自の文化と支援体制をもって、確かな価値を提供していきたいという想いがあります。

そんな私たちにとっていま最も大事なことは、その存在を認知してもらい、私たちの提供する価値を広告主や業界に知ってもらうこと。知ってもらわなければ何も始まりません。そのための情報発信の母体として、コーポレートサイトは極めて重要な役割を担います。

特に、今回LIGさんにご相談させて頂く過程で、メンバー間での認識のすり合わせからサービス内容の変更なども行っていったため、変更の要望も多く(内心、これ以上変更の要望は怒られるんじゃないかと思っていました)、そんな中、私たちの体の一部とも言えるコーポレートサイト制作を、最後まで真摯に対応してくださったLIGさんに、改めて感謝しています。なにより、LIGさんも一緒に制作過程を楽しんでいるように見えたのが(実際はヘトヘトだったかもしれませんが)、このプロジェクトの成功を物語っています。

素敵なサイトに仕上げてくださいました。これから、それを生かすも殺すも私たち次第。しっかりと情報を発信していき、業界を、広告主を幸せにすべく尽力します。

筆末になりましたが、今回アサイン頂きました、まさしさん、ずんこさん、まろCさん!そして本サイト制作に関わって頂いたLIGメンバーの皆さま、改めてありがとうございました!これからもどうぞよろしくお願いします。

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オーリーズオリジナルカクテルご馳走さまでした!最後の最後までありがとうございました!